かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

夜明けの空

2016-05-12 05:35:42 | 日記

今日は晴れるかな。南の島の夜明けは6時過ぎ。それでも、朝3時の近所の鶏(いつも「ヨッパラッタゾー」と聞こえるから、ヨッパライクンと名づけている。)に始まって、海岸付近のインドクジャク、キビ畑の高麗キジの外来種君たちのけたたましい喚声、カラスやヒヨドリ、中に混じって牧場の牛やカエル、ヤモリ君たちの声もこのヒトケの薄い集落の空に響く。そして、今の季節、遠くから「ホッカルー」の二重唱もかすかに聴こえてくるのが、なんともさわやかな朝のコンサートホールだ。「ホッカルー」の声が近づいてきたので、ベランダに出て耳を澄ますと、ペアなのだろうか

一羽の「ホッカルー」が、道路を挟んだ御願(ウガン)の森から南の空に飛び出していった。

追いかけるように、もう一羽も、飛んでいった。このペアに、今日1日いいことありますように。

毎日来てね。

https://youtu.be/ZisMYRUlUt4

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ホッカルー

2016-05-10 06:21:04 | 日記

昨日の朝の出勤前、ベランダと鼻の先の電線にリュウキュウアカショウビン(石垣地方では、「ホッカルー」と名指されてきた。)が止まって、盛んに鳴いて、近くの「相手」を確認していた。その「相手」が「婚活相手」か、「競争相手」か、専門家に聴いてみないと分からないが、どの場所でも、どの時期でも「ホッカルー、ホッカルー」(図鑑風に訳すと「キョロロロー」)と鳴いている。今度はじっくりホッカルー専門のウォッチヤーの出かけ、電線ではなく、木々の枝に止まってるホッカルー撮りたいなあ。

https://youtu.be/v5r7On2g3Ls

逃げられてしまった・・・

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GWの体調不良

2016-05-07 07:01:16 | 日記

長い休みがあるという心の自堕落から、体調は一気に下って、おとといから喉の痛みと咳がやまない。夜間のホタル撮影、昼間の宮里海岸バードウオッチングと{過酷な}環境に身をおいたせいでもあるかしらん。とにもかくにも、ホタルやチドリにと感動の連続ではあるから、差し引きゼロの人生とも納得しよう。昨夜は、「晴れてくれた。」「神様、ありがとう。」という表現が妥当とも言える、久々の晴れた夜。サザンクロスの上がるのは、午後10時。歩いて10分の宮里海岸、午後7時過ぎから、粘って午後10時40分まで立ち尽くしたろうか。水平線に薄い雲がかかってなかなか肉眼では満喫できなかったが、双眼鏡とデジカメのお陰で何とか脳細胞とパソコン内に「至福なとき」を刻むことができた。体調崩してでも、神の御加護を感じた夜。

 

ぱいぬぶし(ケンタウルスα、β星)がすっかり水平線に現れたのは午後10時過ぎ。この十字架、熊本の皆様にも掲げます。

 

ケンタウルス座とオオカミ座の全貌。十字軍に征伐されるイスラム教徒を想起してやみません。

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p900でのホタルは失敗

2016-05-05 11:00:35 | 日記

ホタル撮影定番のF値1.8レンズとD750とは別に、コンデジのp900を持ち込んで、昨晩はバンナ公園に勇躍日没1時間前から三脚をセットし、900は、シャッタースピード10秒、30秒間隔のインターバル撮影と手抜きモードでセットしたのはいいが・・・

失敗1 バンナ公園遊歩道に三脚を二本セットしたもんだから、観光の人々が「ここがホタルポイントだ。」と誤解し、大勢集まり撮影に集中できなかったこと。実は、バンナ公園のホタル街道は、今どこでもホタル君が光ってくれるのだが。せっかく、ひとがやってこないだろうポイントにセットしたのに、がっかりである。

失敗2  p900君は、30分近くインターバルしてくれたが、車中で写り具合を確認したらほとんど真っ黒、家に帰っPicasaでいくら編集しても、やっと墨絵のような残像が確認されるのみ。ああ、がっかり・・。敗因を分析してみると、マニュアルにしてシャッタースピード10秒、設定したのはいいが、やや望遠側に設定したため、F値が4以上に設定されてしまった模様。他人様の書き込みをチェツクしたら、ISO200でも、F値が2.8に設定すれば、ギリギリ写るらしい。そうか、2.8か、今夜再挑戦。でも、あんなに大勢人がいるバンナ公園やだな。どこに行こう。

八重山の空、相変わらずカラット晴れてくれません。明日は、みずがめ座流星群が未明に降ってくるというのに。かなわぬ夢か。

もうすぐ恋のシーズンを終えるホタル君と今恋の季節なのか、しきりに警戒してくれるシロチドリ君と付き合いましょう。この連休。

d750に写ってくれた昨夜のヤエヤマヒメボタル君たち。

 

きょうも、逢いに行くぞ、シロチドリ君

 

 

 

 

 

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第19回 鳩間島音楽祭

2016-05-04 16:15:48 | 日記

八重山諸島の歴史ある有人島で車の行きかうような道路のない島。ハブのいない島。瑠璃色の人口70人足らずのこの島で、毎年5月3日ころに開催される島での音楽祭参加は、2年連続3回目となる。11年前に一度参加したときには、あちこちに空き地があって、島酒の見ながら寝そべって居眠りもしながら聴いたが、昨年もそうだが、今や人口の100倍以上の、1400人ぐらいが押し寄せ、ようやく座る草むらを確保できる程度になった。そして、BIGIN(昨年)、夏川りみさん(今年)と大物歌手の皆さんもやってきて、音響もおおきくなってとても島酒で居眠りなんてできる音楽祭でなくなってきた。しかし、石垣島から持ち込んだクーラーボックスには、ビールやハイボール缶、島酒2号ビン、氷、つまみなどはしっかりつめて、コンサートの終わるまでの間に屋台で購入した1000円のヤギ汁などを堪能しながら、すっかり飲み干して歌い手の演目の一部仔細を覚えていない状態で帰還した。音楽で島酒を5:5で割っての酔い心地というべきか。初夏の鳩間の海と空には、絶妙のときの過ごし方といえよう。来年は、記念すべき第20回。大物も再来し、聴き手もさらに増えると思うが、八重山に住んでいる限り、また来るのだろう。でも、10年以上も前の手づくりコンサートぽい音楽祭の記憶が今もなつかしく残っているはなぜなんだろう。全国から、無名でもほんとに音好きのミュージュッシャンが集っていたような気がします。

鳩間は、この海の色。コンサートを抜け出して、北の浜へ。

熊本の被災者にも気遣いを忘れず。

でもすみません、大工哲弘さんのころは、酔いが回って・・・。

やはり、やいまの風にはりみさんの唄。しっかり、ビデオにも撮りましたよ。(非公開)

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