朝、出勤のためドアを開けると、あの清々しい「テッペンカケタカ」、そう、ホトトギス君の声ではありませんか。先週の野辺山では、カッコウを聴いたけれどホトトギスの確認はできなかった。
いずれにしても、両名は内地の初夏の風物詩、万葉以来ヤマトンチューの琴線に触れる清々しい初夏の声音。
それが、この梅雨期のねっとりした空気が漂う南西諸島の南に木霊しているとは・・・
帰宅し、早速図鑑「沖縄の野鳥」をめくってみると、たしかにありました、カッコウ君とホトトギス君の写真が!!いずれも5月から9月ごろまで旅鳥として渡来するそうだ。
で、そのたびの途中で子育てはするのだろうか、(あの無慈悲な托卵をするのだろうか。)あるいは、内地の涼やかな場所への、旅に途次に過ぎないものなのか。 テッペン君、明日もきかせておくれ。子育てはいいからね。