イマージングでの水面絡みの釣りは最高に面白いのであります。
サカナの出方も最高にアグレッシブで電光石火の如し「バシャ!」と水面を
割って出ると言う表現がピッタリです。
凄まじい勢いですからアワセも向こうアワセでガッチリ掛かってしまいます。
水生昆虫が羽化の為に水面に急浮上する最終過程、もしくは水面上で羽化の為に
もがいている最中ですからサカナの方も捕食する一瞬のチャンスなんですね。
「逃がすものかッ!」って慌てて出てくれるもんですからシビレてしまいます。
ポッカリ浮いてドリフトしている毛鈎を自然に捕食させるのも面白いのですが
このイマージングを演出した釣り方はその二乗位の面白さが潜在しています。
毛鈎のパターン、色、サイズ等色々有りますがフック、各色スレッド、リブを
表現するワイヤー、パラリと巻いたハックルの超簡単レシピの
ソフト・ハックル・パターンの毛鈎でイマージングのステージを
演出してしまえるのですからシンプルながら最高機能の毛鈎のひとつです。
後はサカナのハートさえ掴んでしまえば占めたものです。
この釣り方は私の奥の手として日々精進、益々磨きを掛けたい所存でございます。
11日釣行時のメタリックで、ややメタボリックなアマゴちゃん(右側)は
発狂したかの勢いでソフト・ハックルに噛み付いてくださいましたわ。