さて、今年もフォーミュラ・ワン・ワールドチャンピオンシップが開幕しました。
大幅なレギュレーションの変更で今年は勢力図も大きく変わりそうです。
開幕前のテスト段階では車体下部を流れる空気を効率良く後方から拡散排出する
装置であるディフューザーの形状や取り付け位置が違法である等と騒ぎになって
いましたがどうやら事前の車検で落着した様です。
26日にFIA(国際自動車連盟)は、トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPの
ディフューザーは合法であるとの判断を発表しました。
F1第1戦オーストラリアGPは3月27日現地アルバート・パーク(3月29日決勝
58周 307.574km)で開幕しましたがフリー走行ではウィリアムズのロズベルグ
がトップタイム、二番手がブラウンGPのバリチェロ、三番手がトヨタの
トゥルーリと全てが今回問題沙汰になったディフューザー装着車ですから
この装置がいかに画期的であるかは明白です。
未だフリー走行のデータですからこれで決まりではありませんが
マクラーレンやフェラーリは中盤以下と苦戦を強いられている現状です。
二強時代終焉か・・・
今年もグランプリから目が離せません。
名古屋港GPのマルボロ・マクラーレン・ホンダMP4/5 トライクは
ディフューザーこそ装備していませんが可変リア・ウイングを
ガッチリと組み込みダウンフォースを発生させリアタイヤの
トラクションを効果的に伝達する事に成功しました。(笑)
それと・・・ K1 グランプリ も開幕ですからこの週末は大忙しですわ。