昨夜放映の白熱したF1第16戦ブラジルGPでジェンソン・バトンが悲願の
ワールドタイトルを獲得し2009年シリーズのチャンピオンドライバーとなりましたね。
おまけじゃありませんがチーム・ブラウンGPも今回のGPでコンストラクターズタイトルを
獲得するし、とても内容の濃いホセ・カルロス・パーチェ・サーキットでした。
今から18年前の1991年、シリーズ第2戦目の同サーキットでアイルトン・セナは
母国GP初勝利。終盤の数ラップは低速ギヤを失い、確か6速ギアだけでラップを
重ねフィニッシュ・・・。車載カメラの映像でシフトレバーを操作していないのを当時
イタリアおやじは確認していましたが、TV解説者は分かっていなかった様子でした。
呑気に「セナは最終ラップをクルージング・・・」何て言ってましたからね。
絶対にギアボックストラブルを抱え大変な事態って事が分かっていなっかった様子。
コクピットでは強烈なバイブレーションとの格闘であったに違いありません。
6速ギア1枚だけでコースを数ラップ出来るのはアイルトン・セナだからこそ。
そして、マルボロ・マクラーレン・ホンダ MP4/6 12気筒マシーンの成せる業。
凄過ぎる・・・真のチャンピオン。
アイルトン・セナ出走GPは毎回手に汗握り放映終了迄TVモニターに釘付けでした。