
予報ではお昼迄何とか持ちそうでしたが・・・
26日未明、名古屋港の自宅の窓越しの雨音で目覚めました。
何故かしら未だ暗い時間でしたが寝起きがスッキリしていましたから
前日から迷っていた釣行はこれで決行です。本降りになる前になら何とかなると
勝手に決めつけ大急ぎで現地に向かいました。
午前8時到着です。
何とか今回は市街地の渋滞も回避出来ましたし余裕綽々。
ダウンジャケットの上にレインジャケットを着込みましたが
今週は気温が4月中旬並みの日が続き雨なのに少しも寒くありません。
これだけ気温が高いともうユスリカの釣りは通り過ぎメイフライやカディスの釣りで
成立しそうですしフライボックスの中身は18番サイズ以上の毛鈎で満タンですから
イタリアおやじ万全です。
解禁からもう直ぐ一ヶ月が経過しようとしていますから抜かれずに居残ったシラメ
とアマゴは相当賢くなっているに違いありません。数も激減している事でしょう。
雨を味方にしてここは愉しむしかありません・・・
この時期の雨だと釣り人も激減しますから人気ポイントでも誰も居ません。
雨脚の強弱はありますが濡れてティペットワークが厄介なだけで未だ濁りも然程無く
小型のメイフライのハッチもポツポツで釣れそうな匂いプンプンです。
気合が相当入ります。
早速、淵の流れ込み流芯でスプラッシュライズを確認しました。
緩い流れの中のゆっくりとしたライズとは一味違いライズフォームから
イマージャーに対してのフォームである事を確信して先ずは16番サイズの
ソフトハックルを水面絡みで流すと元気なヒカリが一発で咥えてくれました。

流芯では未だ2~3尾がスプラッシュライズを繰り返しています。
これも「イタダキ」です。

お腹の内容物を確認させていただくと・・・

シャックを引き摺ったイマージング中のトビイロカゲロウが一杯吸い出されてきました。
(トビイロカゲロウである事は水生昆虫図鑑の刈田さんに確認していただきました)
これぞフライフィッシングの醍醐味ですね。
到着から未だ僅かな時間しか経っていませんが相当雨脚が強くなってきました。
もう1尾が良いライズをしていますが大粒の雨で水面が白だち毛鈎が
見辛くなってきましたのでキラキラ光るボディの大きなシルバーマーチブラウンに交換。
ウィングにタップリとパウダーを塗してライズ位置を通過する様にフラッタリング
してみましたら恥も外聞も無く「バシッ!」と出てくれました。
これは5月以降のA5クラスのご馳走毛鈎ですぞ。

お遊び程度で結んだ毛鈎でも咥えてくれましたから余程お腹が空いていたのかな・・・

小一時間にも満たない釣行でしたが 大当たり でしたよ。
