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五月の大増水の渓には思わぬ大型魚が高確率で遡上しているものです。
25日午後、増水していた渓は未だ高水傾向ではあるものの早朝から比べれば
随分水位が落ちて来ましたのでお昼寝後に少し体力を取り戻したイタリアおやじは
引き水のチャンス到来とばかりに小堰堤が連続する渓に移動しました。
堰堤下にはたっぷりの水量が蓄えられ滝の様に落ちる水の流れの水泡が切れる所は
絶好の大型魚の付き場となっています。
二か所の小堰堤をハシゴしました。
一か所目では画像と同等の銀毛アマゴを1尾掛けましたが一瞬で口切れしバレてしまいました。
直後にまた違う銀毛アマゴが何度もマーチ・ブラウンにアタックしてくれたのですが
結局掛ける事が出来ないままそのうち何処かへ消えてしまいました。
二か所目でも強い流れの中から行き成りロケット弾の様に水面に飛び出して来ましたが・・・
空振りです。
でも未だ毛鈎には触れていませんでしたので今一度毛鈎を再ドレッシングし直し
激流にも相当する流れに乗せてドリフトすると衝撃的なアタックで毛鈎を咥えてくれました。
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平べったい様で何ともヘラブナ的な銀毛アマゴですが鈎掛り後のやり取りの俊敏さは相当鋭く
海の青モノに匹敵するのではと感じました。
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スパンコールのドレスがお似合いな大型セッパリ銀毛アマゴ嬢でしたよ。