アイルトン・セナが最も輝いていたフォーミュラワンの
1990年と1991年のシーズンは数々の名勝負を繰り出し
二年連続でワールドチャンピオンを獲得した。
セナのF1時代ヘルメット歴はBELLに始まり
HONDA純正RHEOSからSHOEI
そしてBELLで終わるのだが
90、91年の二年間はHONDA純正RHEOS(レオス)の
特注ヘルメットを被っていた。
RHEOSはHONDA二輪車用のヘルメットブランドだが
セナ様用に専用設計されたコンパクトな帽体は
正にヘルメットのワールドチャンピオンだ。
当時、HONDAからマクラーレンチームに
ヘルメット専任でサポートが入る位の本腰の入れ様。
左が90年、右が91年のモデル。
グリーンの内装はブラジル人であるセナの象徴だ。
どっから眺めてもカッコイイ唯一無二のヘルメット。
現存するセナ実使用のモノは博物館行きだし
当時モノの二輪車用RHEOSの加工品のレプリカでも法外な価格。
真面なレプリカを入手するのに一番現実的なのは
Arai製四輪用の旧モデルGP-2Kの様なシンプルな帽体で
全体感やシールド留め具もRHEOSに近いシステムの
それをベースにセナ仕様ペイントしたモノだろう。
アゴ前部のインテークスリットを塞げば雰囲気が上がるが
実使用を考慮したらシールドが曇るので空いていた方が良いし
機能優先としてそれはそれで雰囲気を台無しにする程でもない。
そのArai GP-2Kベースのセナレプリカヘルメットの
91年ブラジルGP悲願の母国初勝利仕様モデルが
秘密基地内にコレクションとして有るのだが
内装がArai純正の濃紺のまま。
そこでアイポートから覗くチークとテンプルのパッドと
ネックパッドをグリーンのジャージ生地に変更してみた。
一部内装を分解してハンドメイドでの作業。
こう言うところはキッチリやるから職人以上の仕上がりかな・・・
正面から見てもこれはイケる。
ネックパッドは追加の縫い付けだが
この部分のチラ見えは結構重要。
このメットの何処がブラジルGP仕様かと言うと・・・
BOSSのロゴが反転してペイントされているところ。
恐ろしいコスプレ野郎完成。(冷汗)
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