たまおのページ

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あたいのあのひ とうじつ

2008年03月20日 | Weblog
 3月 20日

 今日で13年になるそうですねぇ。

 アタイの「あの日」です。
 被害にあった知り合いもいますが、アタイはあの日、
朝一番の現場作業だったため、普段よりも早い電車で
通勤したので、難を避けることができました。

 多分、地下鉄日比谷駅を8:00ごろに降りたと
思います。
 そいで会社で事前準備して社用車で出発。晴海通り沿いに
あるその日のお客様(築地市場場外の海産物関連)ビルに
9時前に到着しました。

 お客様に挨拶して作業を始めようとしたらヘリコプターが
上空を旋回しだしたんですよ。なんだろなぁ?と思っていました。
 ちょうどその会社の出社時間だったんでしょうねぇ。社員が
次々と部屋に入ってきたのですが・・・
 一人目「おはようございます。なんだか騒がしいね。」
 2人目「おはようございます。地下鉄で酸欠みたいですよ。」
 3人目「テレビつけてください。築地駅で事件があったみたい。」
 4人目「電車を降りたら目が痛いんですよ。洗ってきます。」
 5人目「僕はクラクラするけど大丈夫、でも○○さんがタンカで
     運ばれました。」

 こんなかんじだったんですが、3人目が入ってきたぐらいの
ときに、アタイと同僚で「築地駅で事件かねぇ。行ってみようか?」
「そんなに時間がかかる仕事内容じゃないから、終わってからに
しよう。」なんて話し合っていました。

 そのうち5人目あたりになると、原因は分からないけれど
近寄らないほうがいいと分かってきたので、仕事をしながら
お客さんのテレビをチラチラ見ていました。
 そうしたらアチコチの駅で同じようなことになっている
ということが分かってきて、「こりゃ過激派のしわざじゃないの?」
と噂していました。(後日ニュースで知ったのですが、その会社では
数人が亡くなっていました)


 地下鉄の地上出口からは次々と担架が築地本願寺に運び
込まれだしました。救急車はひっきりなしに走りまわって
います。作業していたビルの窓は閉まっている(7~8階の
部屋)ので外の声は聞こえませんでした。

 ”こりゃ、タイヘンなことになってるなぁ。あんなに
死者が寺に運ばれてるんだから”なんて思っていました。
 あとで分かったのですが、築地本願寺が臨時の救護所に
なっていたので、被害者が運ばれていたんです。

 そいで仕事が終わったのが11時ごろ(この時点でも
原因は不明だったみたい?)
 駅に行ってみようではなく、避けて帰ろう。と考えを
変えて車に乗り込みましたよ。
 ただ、晴海通りや新大橋通りなどは通行止めや渋滞のため
走れないので、裏道をクネクネ走って聖路加病院の前を
通ったのですが、(築地駅の被害者、多くが聖路加に搬送
されたそうです)救急隊員が救急車のハンドルにもたれ
かかってグッタリ(たぶん精神的にも)していましたよ。

 ちなみにこの年は21日が「春分の日」でした。
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