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はんひんこん

2009年07月23日 | Weblog
 7月 23日

 反貧困学習。

 いくつかの新聞で紹介されていましたが、
大阪の西成高校で取り組まれています。
 西成区といえば、東京の山谷と並ぶ日雇い
労働者の町ですよね。

 その町にある高校で、「ワーキングプア」
「日雇い派遣」などについての「反貧困学習」
を行っているそうです。

 西成に限らずどこでもそうですが、一度
貧困になったら、そこから抜け出すのは難しい
んですよね。貧乏以下のことですよ貧困って。
 貧しくても食べていけますし、生きてもいけます。
ところが貧困までいくと、食べるのがギリギリで
なんのために生きているんだろう。と思えるような
生活なんですよね。「努力だけでは抜け出せない。」
それが貧困です。

 貯蓄して、家財や道具を少しづつでも増やして、
チョッとだけでも楽になっていく。というのが貧乏。
 んで、食べるのが精いっぱいなので、お金が残らない
もちろん貯まらない。それじゃ堪らない。ですよ。
というのが貧困。

 それでね。この高校では、現状を嘆くだけでなく、
貧困を生み出す社会構造を理解し、それに対処する・
それを変える。ということを教えているそうです。
 
 また、アルバイトや非正規雇用・正社員との格差。
そして法律などについても勉強し、実生活に役立たせる
という授業内容だそうです。

 人間、苦しいときや落ち込んでいるときほど目先の
ことしか見えなくなるというか、考えられなくなって
しまいますよね。
 
 この高校の取組は、そういう時こそ大きく・遠く・
広い視野をもっていこう。ということだと思います。
視点を変えると開ける。ということが多々ありますよね。

 今、なんとか食べていければいい。将来について
考えてもしょうがない。貯蓄や保険がなくても国が
どうにかしてくれる。
 と考えている若者がインターネットカフェなどで
その日暮らしをしているんでしょうが、これからの
日本では国も親も当てにならないよぉ。
 そしてわが家の愚息も貧困層であえいでいます。
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