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じきゅうりつ

2009年07月02日 | Weblog
 7月 2日

 日本の食糧自給率は40%。

 といわれていますが、それをチョイと調べました。
カロリーベースで40%、金額ベースで66%です。
 品目に分けてみると
  牛肉は 売上高で 43%
  豚肉は      52%
  ニワトリ     96%

 なんだぁニワトリは殆ど自給できているじゃない。
と思ったら大間違い。
 鳥のヒナはほとんと100%輸入しているし、
トリを含め、家畜のエサは多くが輸入ですよぉ。

 国産エサの自給率は 11%つうことで、
ニワトリ、エサを勘案して計算すると10%の自給率
となってしまいます。
 政府はカロリーベースで40~50%の自給率を
目標にしていますが、見た目では達成ですが、現状の
ままではとても無理な目標のようですね。
(んで 牛のエサ、関税率を0%にしていて、年間
1400万トンを輸入です。)

 農産物でいうと
 大豆油は93万トン   (自給率 3%)
 小麦(麦)は550万トン(自給率14%)


 チョイと向きを変えてみると
 日本の農地は465万ha(ヘクタール)そいで毎年
2万haの減少です。
 465万haのうち、畑が212万ha、田圃が253万ha
となっているそうです。

 畑の212万haのうち、北海道が100万ha。そいで
その中の半分が牧草地です。
 田圃は稲作が164万ha、転作や減反が75万haなどと
なっています。

 では1戸当たりの農地面積(平均)を他の国と比べると
  日本     1.6ha
  ヨーロッパ  40~60ha
  アメリカ   200ha
  オーストラリア1.100ha  などとなっています。

 ふんでね。日本の農業人口
  65歳以上が180万人=60%です。(「65歳」
じゃありませんからね。「65歳以上」ですよ)
 つうことは10年後はどうなるんでしょ? だよね。

 これからは農産物が戦略商品になる(人口増加や異常気象)
ということは世界の常識ですから、各国とも農業振興に
力を入れていますよ。
 
 いろいろな名目はありますが、各国とも農業に補助金を
だしています。農産物に対する率は
  日本   25%
  フランス 70%
  アメリカ 50%超 などです。

 日本が輸入している飼料用の米は 1トン 3~4万円
 麦は国内外とも         1トン 7~8万円
 主食にしている米は       1トン20~25万円

 将来のことを考えたなら、安いからといって
輸入してばかりいないで、国産品を食べるようにした
ほうがいいよね。
 麦もアメリカの主産地では水不足で、あと何年作れるか
分からない状態になってきています。

 それはね。アメリカの主産地はあまり雨が降らない地域で
麦を作っています。んじゃ水はどうしているかというと
地下水なんですよね。それも古代に硬い岩の隙間に溜まった
水で、それを使いきると、どこかかから水が補給される
わけではありません。つうことで、その水を使いきると
作物は作れなくなります。 ヒャ~ですよぉ。
  
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