5月 29日
TPPってメリットやデメリットは?
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は
各国が輸入品にかける関税をなくすことを目指し
ていて、日本から自動車などの工業製品輸出が
増えると期待される。ということで、日本も交渉
参加を狙っていますよね。
っていうのとは逆で、地域間格差とか、経済
格差っていうのは国内でもあるわけで、それが
世界規模で拡大するんじゃないだろか?
という意見もありますね。
アタイ、日本が今のままで加入するのは反対
ですね。
食糧問題が地球規模でやってくるのは見えてい
ますもん。
日本は人口減少なので、実感が無い人も多いと
思うんですが、世界の人口は爆発的に増加している
んですよぉ。
現在70億人ほどだそうですが、あと40年で
90億人以上になると予想されています。
んじゃ、本題
■メリット 関税撤廃で輸出・海外投資は拡大
貿易面で最も影響が大きいとみられるのが関税
です。日本は参加11カ国に関税を年約4700億円
支払っていて、主力産業の自動車は2000億円超
だそうです。
政府は自動車など鉱工業品の関税が完全になく
なれば、輸出が2兆6000億円増えると試算して
います。
企業がもうかれば設備投資や働く人の消費も増え、
国内総生産(GDP)を計約3兆2000億円押し
上げる見込み(計算上)だそうですよ。
んでも、日本は交渉参加にあたり、米国に自動車
関税撤廃の時期を「最大限後ろ倒しにする」と譲歩
していますので、自動車関連企業にとってはチョイと
厳しいかな。
あと、企業が海外で投資や事業をするのを妨げる
ルール(各国の法律など)を撤廃したり、海外の
公共事業の入札条件を緩くするなど、日本企業の
商機が増える?
■デメリット 農林水産打撃、「食の安全」影響も
一方、高い関税に守られる日本の農林水産品の
多くは安い輸入品に取って代わられ、農家や漁師は
打撃を受ける。(殆どの農林水産関連産業への
影響が大きいでしょね)
農業自給率の低下ですね。GDPだけでみると
農業は1.5%ほどなんですが、世界の人口が増加
して、世界的な食料不足になると、金があっても
売ってくれませんよ。
政府は生産費用が海外に比べて高い農家を守るため、
コメに778%、牛肉に38.5%、小麦に252%
などの高関税をかけているんですね。(つまり、それ
らの輸入品が高くなる)
もし、それらの関税がなくなれば、輸入品に押され、
農林水産業の生産額は3兆円減ると試算されています。
一部の産品は競争力があると思うんですが、殆どの
農家や漁業は大打撃で廃業だね。
貿易・投資のルール作りでは、日本が制度変更を
迫られるますね。
「食の安全」、日本では食品中の添加物は、厚生
労働省や食品安全委員会が指定する653種類
(香料除く)のみが使えるんですが、米国は日本に
食品を輸出しやすくするため、種類を増やしたり、
1年以上かかる食品の審査期間を短縮するよう求めて
いますね。
(新たな添加物、食品の遺伝子組み換え表示の撤廃。
などなど、人体に影響の恐れも増加ですね)
医療関係だと、自由診療の名のもとに、公的医療
制度が維持できなくなったり、質の低下が懸念されて
います。
金持ちは高額な先端医療を受けられるけれど、庶民は
診療拒否みたいなことも懸念されています。
他にも、「あんたの国の規制や制度が悪い!」
って民間企業が訴えることができるんですよ。
んで、裁判に負けると、負けた国は企業に賠償金を
払うことになります。(すでにそういう事例が発生
しています)
アタイ、日本の場合、まずは食糧問題をどうするか。
目先の利益ではなく、未来を見据えた方向に進んで
もらいたいね。
TPP推進しているのは金持ちが殆どでしょ。
多くの国民にはプラスよりもマイナスのほうが
多いと思うんですがねぇ。
TPPってメリットやデメリットは?
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は
各国が輸入品にかける関税をなくすことを目指し
ていて、日本から自動車などの工業製品輸出が
増えると期待される。ということで、日本も交渉
参加を狙っていますよね。
っていうのとは逆で、地域間格差とか、経済
格差っていうのは国内でもあるわけで、それが
世界規模で拡大するんじゃないだろか?
という意見もありますね。
アタイ、日本が今のままで加入するのは反対
ですね。
食糧問題が地球規模でやってくるのは見えてい
ますもん。
日本は人口減少なので、実感が無い人も多いと
思うんですが、世界の人口は爆発的に増加している
んですよぉ。
現在70億人ほどだそうですが、あと40年で
90億人以上になると予想されています。
んじゃ、本題
■メリット 関税撤廃で輸出・海外投資は拡大
貿易面で最も影響が大きいとみられるのが関税
です。日本は参加11カ国に関税を年約4700億円
支払っていて、主力産業の自動車は2000億円超
だそうです。
政府は自動車など鉱工業品の関税が完全になく
なれば、輸出が2兆6000億円増えると試算して
います。
企業がもうかれば設備投資や働く人の消費も増え、
国内総生産(GDP)を計約3兆2000億円押し
上げる見込み(計算上)だそうですよ。
んでも、日本は交渉参加にあたり、米国に自動車
関税撤廃の時期を「最大限後ろ倒しにする」と譲歩
していますので、自動車関連企業にとってはチョイと
厳しいかな。
あと、企業が海外で投資や事業をするのを妨げる
ルール(各国の法律など)を撤廃したり、海外の
公共事業の入札条件を緩くするなど、日本企業の
商機が増える?
■デメリット 農林水産打撃、「食の安全」影響も
一方、高い関税に守られる日本の農林水産品の
多くは安い輸入品に取って代わられ、農家や漁師は
打撃を受ける。(殆どの農林水産関連産業への
影響が大きいでしょね)
農業自給率の低下ですね。GDPだけでみると
農業は1.5%ほどなんですが、世界の人口が増加
して、世界的な食料不足になると、金があっても
売ってくれませんよ。
政府は生産費用が海外に比べて高い農家を守るため、
コメに778%、牛肉に38.5%、小麦に252%
などの高関税をかけているんですね。(つまり、それ
らの輸入品が高くなる)
もし、それらの関税がなくなれば、輸入品に押され、
農林水産業の生産額は3兆円減ると試算されています。
一部の産品は競争力があると思うんですが、殆どの
農家や漁業は大打撃で廃業だね。
貿易・投資のルール作りでは、日本が制度変更を
迫られるますね。
「食の安全」、日本では食品中の添加物は、厚生
労働省や食品安全委員会が指定する653種類
(香料除く)のみが使えるんですが、米国は日本に
食品を輸出しやすくするため、種類を増やしたり、
1年以上かかる食品の審査期間を短縮するよう求めて
いますね。
(新たな添加物、食品の遺伝子組み換え表示の撤廃。
などなど、人体に影響の恐れも増加ですね)
医療関係だと、自由診療の名のもとに、公的医療
制度が維持できなくなったり、質の低下が懸念されて
います。
金持ちは高額な先端医療を受けられるけれど、庶民は
診療拒否みたいなことも懸念されています。
他にも、「あんたの国の規制や制度が悪い!」
って民間企業が訴えることができるんですよ。
んで、裁判に負けると、負けた国は企業に賠償金を
払うことになります。(すでにそういう事例が発生
しています)
アタイ、日本の場合、まずは食糧問題をどうするか。
目先の利益ではなく、未来を見据えた方向に進んで
もらいたいね。
TPP推進しているのは金持ちが殆どでしょ。
多くの国民にはプラスよりもマイナスのほうが
多いと思うんですがねぇ。