6月 1日
いつもの床屋でした。6月。
「おはよー。」とドアを開けたら、床屋のソファに
3人いました(あと、犬2匹)。
アタイ、チラッとそっちを見たんですが、全員が
床屋のおねぇさんの茶飲み友だち(犬ともだち)です。
ということで、お客ではない。(笑)
「たまおちゃんいらっしゃい。すぐに刈るでしょ。
椅子に座って。」
だいたいからして、ソファには座るスペースが
ないんだから、空いているのは理容椅子だけだもの
ね。(+o+)
やってもらいながらの話題。
床屋のおねぇさん、5月に東京で同級生が何人か
集まったんだそうです。
そこで出た話題「アイツはどうしてる?」とか、
「まだ生きてる?」「最近、会ったことある?」
だったんだそうです。
そうだよね。床屋のおねぇさんも還暦過ぎてるから、
何人かが集まれば、自然とそういう話題になりますよ。
「あの世に逝った人も数人いるわよ。」
「だよね。アタイの同期だって、死んだのがいる
もの。」
「そうそう、くも膜下とか脳溢血とかは動かしちゃ
いけない、って言うでしょ。」
「血管が切れたりしているから、素人が動かさない
ほうがいい。ってことだよね。」
「でもね。脳内出血なんて、助かっても半身不随とか
寝たきりになる確率が高いんだから、おもいっきり
体を揺すりまくって、頭をガクガクさせるのよ。」
「そりゃないんじゃないのぉ。」
「いいのよ。生き残られても、家族がタイヘンなん
だからさ。『おとーさぁーん大丈夫ぅ。』とか、『あな
たぁ、死なないでぇ。』って言いながら前後左右に揺すり
まくるのよ。あとで何か言われたら、『頭を動かしては
いけないことを知りませんでした。』でいいんだからさ。」
「アタイのときには全力で揺すってよ。」(笑)
「そうしてあげるわよ。」
「あと、そのときの集まりのときにこんな話を聞いたん
だよ。」
「どんな話?」
「同級生の奥さんの父親が入院していて、危篤になったん
だってさ。だけど同級生にとって、義理の父親でしょ。
ハッキリ言って、赤の他人じゃない。」
「そうだね。同居していなかったのなら、他人と
同じだよね。」
「でしょ。だからさ、同級生は心電図ばかり見て
<もうそろそろかなぁ?>なんて思っていたんだって。
心電図の波形がピーッって」
「アタイ、本物は見たことがないけれど、ドラマな
どではそんな感じだよね。」
「それで、本当に波形が無くなったとき、奥さんを
含めた家族が『お父さん、おとうさぁーん』って呼び
かけると、父親の目が開いて『ウゥーン』って生き
かえる。心電図もピッピッ。そいでまたしばらくすると、
波形がピーッ、そうすると家族がまた『おとうさぁ~ん』
そんなことを何回も繰り返していたんだって。他人の
目(醒めた目)で、そんな様子見ながら、なんども同じ
ことをやっていないで、そろそろ<逝かせてやんなよ。>
って心の中で言ってたんだってさ。」
あっ、こんなブラックな話をしていましたが、
床屋のおねぇさんは介護の難しさやたいへんさを知って
いるんですよ。経験があるからね。
痴呆の母親を看取ったし、ボランティアで独居老人の
面倒を見ていたしね。
ふんとによく言われることですが、寝たきりの人を介護
するのも数ヶ月間ならだれでもできる。ってアタイも思い
ます。
しかし、それが1年 2年 3年・・・ さてあなたは
どこまでなら面倒を見ることができますか? ですよ。
(アタイは2ヶ月ぐらいかなぁ? (^^ゞ )
ふんとに自分が(または家族などが)寝たきりとか
痴呆とかになったときは、どうするかを考えておいた
ほうがいいよね。
いつもの床屋でした。6月。
「おはよー。」とドアを開けたら、床屋のソファに
3人いました(あと、犬2匹)。
アタイ、チラッとそっちを見たんですが、全員が
床屋のおねぇさんの茶飲み友だち(犬ともだち)です。
ということで、お客ではない。(笑)
「たまおちゃんいらっしゃい。すぐに刈るでしょ。
椅子に座って。」
だいたいからして、ソファには座るスペースが
ないんだから、空いているのは理容椅子だけだもの
ね。(+o+)
やってもらいながらの話題。
床屋のおねぇさん、5月に東京で同級生が何人か
集まったんだそうです。
そこで出た話題「アイツはどうしてる?」とか、
「まだ生きてる?」「最近、会ったことある?」
だったんだそうです。
そうだよね。床屋のおねぇさんも還暦過ぎてるから、
何人かが集まれば、自然とそういう話題になりますよ。
「あの世に逝った人も数人いるわよ。」
「だよね。アタイの同期だって、死んだのがいる
もの。」
「そうそう、くも膜下とか脳溢血とかは動かしちゃ
いけない、って言うでしょ。」
「血管が切れたりしているから、素人が動かさない
ほうがいい。ってことだよね。」
「でもね。脳内出血なんて、助かっても半身不随とか
寝たきりになる確率が高いんだから、おもいっきり
体を揺すりまくって、頭をガクガクさせるのよ。」
「そりゃないんじゃないのぉ。」
「いいのよ。生き残られても、家族がタイヘンなん
だからさ。『おとーさぁーん大丈夫ぅ。』とか、『あな
たぁ、死なないでぇ。』って言いながら前後左右に揺すり
まくるのよ。あとで何か言われたら、『頭を動かしては
いけないことを知りませんでした。』でいいんだからさ。」
「アタイのときには全力で揺すってよ。」(笑)
「そうしてあげるわよ。」
「あと、そのときの集まりのときにこんな話を聞いたん
だよ。」
「どんな話?」
「同級生の奥さんの父親が入院していて、危篤になったん
だってさ。だけど同級生にとって、義理の父親でしょ。
ハッキリ言って、赤の他人じゃない。」
「そうだね。同居していなかったのなら、他人と
同じだよね。」
「でしょ。だからさ、同級生は心電図ばかり見て
<もうそろそろかなぁ?>なんて思っていたんだって。
心電図の波形がピーッって」
「アタイ、本物は見たことがないけれど、ドラマな
どではそんな感じだよね。」
「それで、本当に波形が無くなったとき、奥さんを
含めた家族が『お父さん、おとうさぁーん』って呼び
かけると、父親の目が開いて『ウゥーン』って生き
かえる。心電図もピッピッ。そいでまたしばらくすると、
波形がピーッ、そうすると家族がまた『おとうさぁ~ん』
そんなことを何回も繰り返していたんだって。他人の
目(醒めた目)で、そんな様子見ながら、なんども同じ
ことをやっていないで、そろそろ<逝かせてやんなよ。>
って心の中で言ってたんだってさ。」
あっ、こんなブラックな話をしていましたが、
床屋のおねぇさんは介護の難しさやたいへんさを知って
いるんですよ。経験があるからね。
痴呆の母親を看取ったし、ボランティアで独居老人の
面倒を見ていたしね。
ふんとによく言われることですが、寝たきりの人を介護
するのも数ヶ月間ならだれでもできる。ってアタイも思い
ます。
しかし、それが1年 2年 3年・・・ さてあなたは
どこまでなら面倒を見ることができますか? ですよ。
(アタイは2ヶ月ぐらいかなぁ? (^^ゞ )
ふんとに自分が(または家族などが)寝たきりとか
痴呆とかになったときは、どうするかを考えておいた
ほうがいいよね。