たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

しょくひんろす

2016年02月13日 | Weblog
 2月 13日

 食品ロスです。

 このブログでもたびたび取り上げていますが、日本の商習慣や
消費者行動(意識)により、なかなか減りませんねぇ。
 まだ賞味期限がきていないのに廃棄処分する。ってことが。

 廃棄物処理業者の気持ちもわかりますよ。フッと気がつく
んでしょうねぇ。<まだ食べられるのに、もったいない>
ってことに。
 法律を守ると廃棄しなければならないんだけれど、まてまて
捨てるのはもったいない。まだ食べられる。
 
 アタイなら、「しゃちょうー。この冷凍カツ、夕食用に
持って帰ってもいいですか?」
 「おぅ、持ってけ。お前のとこは4人家族だったよな。
ほれっ、4枚」
 「しゃちょうー。ありがとうございます」

 ってことがだんだんエスカレートしたんじゃないのぉ?
 「しゃちょー。近所に配ってもいいですかぁ?」
 「ああ、持ってけ」
 「しゃちょー。親戚に宅配で送ってもいいですかぁ?」
 「おぅ、送ってやれよ。クール便で」
 「社長、まだ消費期限内なら買いたいっていう業者が
いるんですが、売ってみてはどうでしょう?」
 「そうだなぁ。焼却するのはもったいないよな」
 てな会話から横流しが始まったんじゃないかと想像できる
ねぇ。

 そういう品物を買った小売店も事情があるんだろうねぇ。
だってまずは疑うよね。<こんな安い値段で卸すことが
できるなんて、なにか訳ありに決まっている。もし法律違反
しているような商品なら、どうしよう>って。
 そいでもやっぱ最後は<背に腹はかえられない。訳ありでも
この値段なら客寄せ目玉商品として仕入れよう>になったん
でしょね。

 農水省によると、食べられるのに処分される「食品ロス」は
年間330万トン以上だそうです。
 世界の食糧援助が320万トンだそうですから、それよりも
多いんだもの。

 んで、商習慣ですが、【3分の1ルール】というのがあるそう
です。
 製造日から賞味期限までの日数の3分の1までに納品する。
つまり2月1日に製造して賞味期限が3月1日だったら、約30日間
なので、期間の3分の1になる2月10日までには納品しないとダメ。
(つまり、なにかの理由で10日までに出荷できなかった製品は
廃棄ですよ。→まだ期限が20日あるのにさ)

 次の3分の1ルール。2月10日までに工場から流通ルートを通って
小売り店へ納品できたとします。
 で、店頭に並べたけれど、2月20日までに売れなかった(売れ
残った)品物は廃棄。(つまりまだ賞味期限が10日残っている
のに廃棄)

 どです。あなたも「もったいない」って思いますでしょ?
 で、こういう商品を格安で販売している バッタ屋 のような
店は以前からありましたが、それは残りの賞味期限が少ないことを
承知で仕入れたりしているわけで、廃棄処分にまわされたものを
横流し。っていう品物ではないですよね。

 一部のコンビニやスーパーでは、売れ残った商品をNPOなどに
寄付したりしていますよね。(NPOは貧しい人たちの炊き出しに
したり、格安食堂の食材に使ったり)

 我が家のご主人もたくさん食品ロスしてますよ。
 食べない食材を買ってきたり、もらった果物をほったらかしに
したり、たくさんの鍋に料理を作り置きして、毎日加熱している
んだけれど、けっきょく捨ててしまったりね。
 (最近もパイナップルが萎んでしまい、カビが生えてました)

 食べ物だけじゃないですよね。地球は限られた資源を有効に
使わないと、待っているのは・・・・・です。
コメント