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ぴーぴーえす

2022年04月16日 | Weblog
 4月 16日

 PPSの経営がぁ。

 このブログでも何度か取り上げている話題です。
 PPSとは「Power Producer and Supplier(特定規模電気事業者)」の略 
です。これだと分かりづらいということで、「新電力」という言い方になり
した。
 
 みなさんの中にも新電力を利用している人がいると思います。携帯電話と
セットだったり、ガスと同時に契約すると電気料金が安くなる。てなことで、
「一般電気事業者」(東京電力や関西電力など、以前からある大手電力会社)
から乗り換えた人もいますよね。

 ところがぁ。この新電力の中で経営体力が弱かったり、加入者が増えな
かったりして倒産したり営業中止をするところが出てきています。
 というのは、新電力の中にも自前発電設備を持っている会社がありますが、
殆どの会社は持っていません。

 ということで、卸電力(発電会社が小売り会社と取引)を買って、それを
一般電気事業者より安く販売しているんですが、石油や天然ガスなどの不足
(供給減少)、発電設備の減少(原発や老朽火力発電所の閉鎖)などで、
発電会社の余剰電力があまり出なくなってきて、電力の卸価格が上昇してい
ます。(2年ぐらい前よりも3倍ほど値上がり)

 ということはぁ。新電力は買った値段よりも安い料金で販売することなり
かねなくなるわけで、そうすると売れば売るほど赤字になる。(いわゆる
逆ザヤ)
 そんなことになったら経営的にやってられない。経営努力をしようにも、
もともと経営基盤が弱い会社が多いわけだし。

 もし自分が契約している新電力が営業を中止した場合には、乗り換え先
(別の電力会社)は自分で探して 手続きすることになります。(供給停止
期限までに切り替える)

 あと、現時点ですが、一般電気事業者の中には、大企業や大口契約(法人)
については、受付をしなかったり、契約にいたらなかったり、手続きに時間が
かかっています。
 これは、新電力から乗り換え(元の一般電気事業者に戻る)企業が増えて
いる。ってことですね。

 ということで、新電力を利用している人、まずはその電力会社の経営状態を
調べてみたほうがいいですよ。
 これから新電力にしようと考えていたり、新電力会社を乗り換えようと
思っている人は、新電力会社が自前で発電設備を持っているかどうかも判断
材料になりますね。

 我が家、電気やガスに水道は乗り換えません。少しぐらい料金が高くても
リスクが低いほうを選びます。(^^)/
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