3月 25日
住宅ローン。
昨日の記事でフードバンクのスタッフさんが立地条件の良い地域で
マンションを購入した。ということを少し書きましたが、それで思い出し
たのが、日本銀行のマイナス金利政策解除です。
この措置を受けて、メガバンクの中には普通預金の金利をなんと20倍に
引き上げた銀行もありました。これはスゴイですねぇ。TVショッピングなら
「このたび預金の金利を10倍に引き上げます」「社長、もう少しなんとか
なりませんかぁ?」「それでは20倍にします」サクラのおばさんたちが
「えぇーつ!」と大きな声を上げる。「今なら窓口の担当者を増やして
対応します」そんな感じになりますよ。
ところが20倍になっても0.02%ですからね。1000万円預けて利子は年に
2000円、税金を差し引かれて1600円ぐらいです。しがない庶民には20倍に
なってそれがどうした?ですよ。過去には普通預金で年利2%、定期預金で
年利6%というときもありました。
2016年にマイナス金利が始まって、それまでの金利が0.02%だったので、
その水準に戻した。ということになるそうです。
で、今回の政策変更により住宅ローンや企業への貸し出し金利の変更は
ないようなので、変動金利で住宅ローンを組んでいる(借りている)人は
少しホッとしているでしょうね。
ただし、今後はどうなるかわかりませんよ。7月に日銀が金利を上げる?
という予想も出ています。
そうなると短期プライムレート(短プラは少し難しい話になるので、この
利率と住宅ローン金利が、ほぼ連動して動くことだけ覚えておけばよい)も
上昇することになり、変動金利の住宅ローンも上がるそうです。
昔々は住宅ローン金利が5%でも安いと思っていた時代がありましたから
ねぇ。我が家を買ったのはその後で少し下がっていたときでした。そして
変動金利でしたが、コツコツと繰り上げ返済したりして、なんとか完済でき
ましたね。
預けるときは金利が高く、借りるときは低いほうがいいですね。(^^)/