昨日は、自動車で諌早市内の職場まで出勤して、帰りは島原鉄道を利用した。
夕方に職場の飲み会があったので、島原鉄道での帰宅となった。
なので、今朝早くに島原鉄道の上り始発のディーゼルカーに乗って、諌早市内の駐車場まで車を取りに行った。
愛野駅を6時43分発で諫早駅に7時10分に着く、乗車時間が27分間で運賃が520円。
30分足らずの乗車時間で520円の運賃はかなり高く感じる。
土曜日の朝だというのに、島原鉄道にしては珍しく、高校生などで座席は満席になり、通路に立っている人も多く居た。
車窓に広がる諌早平野の田んぼには、一面に緑が広がっている。
麦の穂がそよ風に揺れていて美しい。
45年前から3年間、諌早農業高等学校の農業土木科に通学するために島原鉄道を利用したことがある。
当時はバスに酔う体質だったので、島原鉄道による通学しか選択肢が無かった。
その頃には、諌早東高校前駅も干拓の里駅も幸駅も無かった。
本諫早駅から諌早農業高校まで、徒歩で20分近くかかっていたように思う。
高校生の頃は、新しい事を学ぶ事が楽しかった。
あれからもう45年の時が流れ、60歳になり、昔で言えば「老人」の仲間入りをする歳になってしまった。
体重が一時期90kg近くまで増えたこともあったが、大きな病気もせずに今まで生かしてもらっている。
最近では島原鉄道に乗る事は稀ではあるが、島原鉄道に乗ると手提げカバンを持って通学していた高校生の頃を思い出す。
将来のことなど何も分からなかった自分が、右往左往しながら生きてきた足跡をたどる事はできる。
いろいろな仕事を体験する事を余儀なくされた、結構楽しい人生ではある。
豊田一喜
夕方に職場の飲み会があったので、島原鉄道での帰宅となった。
なので、今朝早くに島原鉄道の上り始発のディーゼルカーに乗って、諌早市内の駐車場まで車を取りに行った。
愛野駅を6時43分発で諫早駅に7時10分に着く、乗車時間が27分間で運賃が520円。
30分足らずの乗車時間で520円の運賃はかなり高く感じる。
土曜日の朝だというのに、島原鉄道にしては珍しく、高校生などで座席は満席になり、通路に立っている人も多く居た。
車窓に広がる諌早平野の田んぼには、一面に緑が広がっている。
麦の穂がそよ風に揺れていて美しい。
45年前から3年間、諌早農業高等学校の農業土木科に通学するために島原鉄道を利用したことがある。
当時はバスに酔う体質だったので、島原鉄道による通学しか選択肢が無かった。
その頃には、諌早東高校前駅も干拓の里駅も幸駅も無かった。
本諫早駅から諌早農業高校まで、徒歩で20分近くかかっていたように思う。
高校生の頃は、新しい事を学ぶ事が楽しかった。
あれからもう45年の時が流れ、60歳になり、昔で言えば「老人」の仲間入りをする歳になってしまった。
体重が一時期90kg近くまで増えたこともあったが、大きな病気もせずに今まで生かしてもらっている。
最近では島原鉄道に乗る事は稀ではあるが、島原鉄道に乗ると手提げカバンを持って通学していた高校生の頃を思い出す。
将来のことなど何も分からなかった自分が、右往左往しながら生きてきた足跡をたどる事はできる。
いろいろな仕事を体験する事を余儀なくされた、結構楽しい人生ではある。
豊田一喜