june古いラテン歴では、juneは第四月であった。オーヴィッは、この月はJunoよりその名をとっている,と述べており、またかの作家は、Junius Brutusの執政時代と、この言葉とを結びつけている。しかし、たぶん濃耕に関係がある名で、本来は作物が実る月を指すものであっただろう。アングロ.サクソン人はこの月を「雨なし月」とよび、また「夏至月」,そしてJulyとの対比から,「前の温暖な月」とよんだ。夏至はこの月にあたる。”五月に霧深く 六月が暑ければ すべて順調” ”六月に雨が多ければ 万事好調” ”六月がしめっぽく暑ければ 百姓にはすべて好都合’! 聖バーナバアスの日は 一日中明るく 夜がない” ”聖バーナㇲの日に、今年の一番草を刈れ。 雲一つない空 ヒースの曠野 ジキタリスの紫 エニシダの黄 そのただ中をかきわけ 蜜を散らし 香りを踏んで 私たちは歩む 群なす蜂は ツメクサに酔いしれ イナゴは 私たちの足をかすめて跳びかい ヒバリは この甘美な神のわざをたたえて 高く高く 朝の歌をうたいはじめる、ジーシインジロウ。