誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

山法師

2014-06-12 06:59:36 | 日記

山法師;山帽子;山桑;四照花(ミズキ科)花言葉は、友情。高さ10~15m、葉は長さ5~10㎝の楕円形で対生する。開花は6~7月。花いらに見えるのは白い大きな苞で平である。花は小さく緑黄色で、苞の中心に多数つく。漢名は「四照花」。「山法師」は丸い花房を僧侶の坊主頭に、白い苞をその頭巾に見立てたもの。秋に実る桑の実に似るので「山桑」という。●風そよぐ白い花は清楚なイメージで、鳥や雲などと取り合わせた山村の風景が似合う。庭木としての野趣も捨てがたい。「山法師雨盛山を雲下りて来 村山古郷」「西方の霧が明るむ山法師 藤村登四郎」「旅は日を急がぬごとく山法師 森 澄雄」「山法師巌に佇たねば水見えず 丸山桂子」「晩年の序の口にして山法師 本宮鼎三」「山法師峪を隔てて暮れる山 青柳照葉」「母許へ旅の途次なる山法師 中里 結」。(夕暮れを 浮かれ歩きの 山帽子 ケイスケ)


忍冬

2014-06-12 05:43:33 | 日記

スイカズラ;忍冬;吸葛;金銀花;竜爪花(スイカズラ科)花言葉は、友愛、愛の言葉。各地の山野や路傍に生える。蔓性半常緑樹で、庭にも植えられる。蔓は細長く、他物に絡んで伸び、長さ4~5mになる。葉は長さ約4~5㎝の長楕円形で対生する。5~7月、葉の脇に細長い筒形二唇形の花が2個ずつ並んで咲く。長さ3~5㎝、芳香がある。花色は初め白だが、後、黄色に変わるので「金銀花」ともいう。「すいかずら」は「吸葛」で、子供がこの花の蜜を吸って遊んだから。また、蜜を吸う時の唇の形に花冠が似ているからともいう。葉が冬でも落葉しないので、「忍冬」といい、中国名である。「忍冬の花のこぼせる言葉かな 後藤比奈夫」「忍冬乙女ら森を恋来たり 堀口星眠」「忍冬のだらだら咲きのはじまりぬ 星野麥丘人」。(吸葛 夕暮れに浮かれ 友を呼ぶ ケイスケ)