ガーベラ;花車(キク科)花言葉は、神秘、一家団らん。南アフリカ原産の多年草。数種の原種をもとに19世紀末頃からさまあまに改良され、切り花や鉢物、花壇用の花として親しまれている。株元に葉を茂らせて、その間から長い花茎を伸ばし、先端に頭状花を一個つける。真夏は休むが春から秋まで、日当たりのよい場所で咲き続ける。花色は、桃、赤、橙、白、黄色など多彩。花の大きさも径6㎝の小輪から12cmの大輪まであり、また一重と八重がある。「花車」は花形に由来。「大千本槍」ともいう。開放的な明るさのある花である。「ガーベラの炎だつなり海を見たし 加藤楸邨」「照り翳るガーベラを賞づ不惑前 林 翔」「明日の日の華やぐがごとガーベラ挿す 藤田湘子」「ガーベラや鴎外漁史に恋一つ 矢島渚男」「ガーベラや乙女均しく胸しめて 中村明子」。(ガーベラの 東京の空 晴れ渡る ケイスケ)