誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

紫陽花

2014-06-15 04:34:53 | 日記

紫陽花(ユキノシタ科)落葉低木。日本原産の額紫陽花を母種とする園芸品種で、梅雨入りの頃から咲き初め、梅雨明けとともに花期が終わる。雨に咲く花という印象が極めて強い。幹は株元から蘇生し、高さ1.5m。広楕円形の葉には細かな鋸歯があり、対生する。花は4個の萼片が花弁状に大きくなり、毬のように群がって咲く。「四葩の花」「手毬花」とも呼ばれる由来である。花色は咲き進につれて白から薄緑、薄青、あるいは、薄紅、藍、紫へとさまざまに変化するので、「七変化」「八仙花」などの名もある。「万葉集」には「味狭藍」「安冶佐為」など表記される。漢名「紫陽花」が慣用されている。なおヨーロッパで育種された西洋紫陽花が輸入され、庭などに植えられるが、在来の紫陽花との区別は難しい。梅雨時ほかに花の少ない時期に、無聊の目をやれば鮮やかな色の紫陽花が印象的である。「紫陽花の浅黄のままの月夜かな 鈴木花蓑」「紫陽花や白よりいでし浅みどり 渡辺水巴」「紫陽花に秋冷いたる信濃かな 杉田久女」「大いなる毬より昏れて濃紫陽花 川澄裕勝」「紫陽花はきつと誰かを隠しゐる 石田郷子」「あじさゐは彩の語り城址 石原悠山」。(街角に 紫陽花咲いて 人を待つ ケイスケ)