誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

シモツケ

2014-06-22 06:13:44 | 日記

シモツケ;繍線菊(バラ科)花言葉は、いつかわかる真価。落葉低木で、春咲きの雪柳や小粉団と同じ仲間。アジア原産で、各地の山野に生え、観賞用に庭などに植えられる。高さ1m。互生する葉は長さ5~8㎝の広卵形で両端はとがり、縁に鋸歯がある。5~7月、枝先に径約7㎝の半球形の花序を出し、淡紅色または白色の五弁の花を多数つける。昔の「下野」の国」(栃木県)で発見されたところから「しもつけ」と呼ばれ、漢名「繍線花」があてられる。小花が傘状に群がり咲くさまは、しっとりとした味わいがある。「しもつけの花を小雨にぬれて折る 成瀬正俊」「繍線菊やあの世へ詫びにゆくつもり 古舘曹人」「しもつけに肩ふれらるるも家の角 岡田博充」「繍線菊やえんぴつ書きの母の文 山内八千代」。夏至、二十四節気のひとつ。北半球では太陽がもっとも高く輝くが、日本は梅雨の最中なので実際の日照時間は短い。冬至の日より昼間が4時間50分も長いのだが、過去の統計では、太陽を見る時間は冬至より一時間あまりも少ないという。しかし曇天ながらも日がなかなか暮れないという実感は、この日ならではのもの。黄昏が長い一日である。「夏至夕べ地軸の軋む音すこし 和田悟朗」「山の木の葉音さやかや夏至の雨 鷲谷七菜子」。(雨の中 繍線菊は 濡にけり ケイスケ)(夏至という 寂しき日かな 今日の日は ケイスケ)