誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

大待宵草

2014-06-18 06:05:57 | 日記

大待宵草;月見草;花言葉は、ほのかな恋(アカバナ科)北アメリカ原産の2年草。草丈は60㎝位になり、淡緑色の葉は、卵形で柔らかい感じがする。白色の四弁花を夕暮れに開き、翌日太陽が昇るころしおれて赤くなる。最近はこの月見草が少なくなってをり、俳句で詠まれているのは、大待宵草のことを誤って混同している句が多いようである。待宵草の種類も幾つかあるが、最も花が美しく目につくのは大待草であろう。これがアメリカ大陸から明治初めに渡来した帰化植物で、今ではほとんど日本中に野生している。夕闇に黄色の花をほのかに開くさまは詩情を誘う。「月見草蛾の口づけで開くなる 松本たかし」「待宵草夕月よりも濃いくひらく 安住 敦」「月見草月は朝々残るのみ 中村草田男」「待宵草片淵は暮小鮎をどる 木津抑芽」「一つ蛾に浜の月見草みなひらく 林 翔」「汽車煙熱きがかかる月見草 鷹羽狩行」「月見草歩み入るべく波やさし 渡辺千枝子」「月見草青眉にふるる風ありて 鷲谷七菜子」「月見草はなればなれに夜明けり 渡辺水巴」「月見草旦の露の緑なる 川端茅舎」「月見草ばあんと開き何か失す 文挟夫佐恵」「月見草ふれて行かねばならぬ道 稲畑汀子」「月見草ひらき祭のような丘 木内怜子」「島ながらゆたかなる川月見草 渡辺文雄」「月のまわりは真空にして月見草 正木ゆう子」「月見草場末は川のにほうなり 小川軽舟」。兵庫県西宮市甲子園口北町の社宅横の武庫川の土手は広く甲子園球場横から瀬戸内海に注いでいたが、今はどうなっているだろうか?(月見草 武庫川沿いに 群れて咲く ケイスケ)