友人の李洋秀さんから講演会の案内をいただきました。
シン・ドンヒョクさん、来日記念講演会
北朝鮮の強制収容所に生まれ、そのまま23歳まで奴隷同然に生きてきた青年が、命がけで脱北するまでの阿鼻叫喚地獄をつづる衝撃の手記『収容所に生まれた僕は愛を知らない』が刊行されます。本の刊行に会わせて著者が来日し、講演会を開催します。
「手記刊行記念講演会」
日時:3月17日(月)午後2時開演(1時30分開場)〜5時
会場:明治大学(駿河台)リバティタワー 1105号教室
パネラー:申東赫、川島高峰(明治大学准教授)、李洋秀(訳者)
入場無料
李洋秀(い・やんす)さんは音楽家です。北朝鮮難民の支援に力を注いでいます。北朝鮮に「帰国」するはずだった人です。お母さんが日本人だったため新潟から、愛知に帰されたのです。10歳の時です。この本は読むのがつらいような気がします。昨年、日本TV系列の番組(バンキシャ)でこの著者の体験が放送されたのですが、僕には強烈すぎて正視することが出来ません。
著者が来日するそうです。勇気を出して聞きに行かなければ、と思っています。
『収容所に生まれた僕は愛を知らない』
申東赫(シン・ドンヒョク)著 李洋秀(イ・ヤンス)訳
発売日:3月17日/定価:1600円/四六版上製/発売:KKベストセラーズ
北朝鮮の強制収容所に生まれ、「生まれながらにして政治犯」であった著者は、金日成と金正日が誰なのかも知らずに、23年間を収容所の中で暮らした。奴隷同然の過酷な労働、理不尽な虐待、家畜のように飼育されるためだけの結婚と出産。そこには、「愛、幸福、楽しさ、不幸、悔しさ、抵抗」という言葉も概念も、いっさい存在しなかった。
断末魔に喘ぐ北朝鮮に今なお存在する収容所。収容所で生まれ育ち脱北できたのは、もちろん彼しかおらず、初めて知らされる地獄絵のような実態に言葉をなくすはずだ。
【著者略歴】申東赫(シン・ドンヒョク)
北朝鮮政治犯収容所出生者。1982年11月19日、价川14号政治犯管理所完全統制区域で収容者夫婦の息子として生まれ、囚人生活を始める。1996年11月、母と兄が脱出を企て失敗、公開処刑される。2005年1月収容所からの脱出に成功。2005年2月、中国に脱北。2006年8月、韓国入国。
シン・ドンヒョクさん、来日記念講演会
北朝鮮の強制収容所に生まれ、そのまま23歳まで奴隷同然に生きてきた青年が、命がけで脱北するまでの阿鼻叫喚地獄をつづる衝撃の手記『収容所に生まれた僕は愛を知らない』が刊行されます。本の刊行に会わせて著者が来日し、講演会を開催します。
「手記刊行記念講演会」
日時:3月17日(月)午後2時開演(1時30分開場)〜5時
会場:明治大学(駿河台)リバティタワー 1105号教室
パネラー:申東赫、川島高峰(明治大学准教授)、李洋秀(訳者)
入場無料
李洋秀(い・やんす)さんは音楽家です。北朝鮮難民の支援に力を注いでいます。北朝鮮に「帰国」するはずだった人です。お母さんが日本人だったため新潟から、愛知に帰されたのです。10歳の時です。この本は読むのがつらいような気がします。昨年、日本TV系列の番組(バンキシャ)でこの著者の体験が放送されたのですが、僕には強烈すぎて正視することが出来ません。
著者が来日するそうです。勇気を出して聞きに行かなければ、と思っています。
『収容所に生まれた僕は愛を知らない』
申東赫(シン・ドンヒョク)著 李洋秀(イ・ヤンス)訳
発売日:3月17日/定価:1600円/四六版上製/発売:KKベストセラーズ
北朝鮮の強制収容所に生まれ、「生まれながらにして政治犯」であった著者は、金日成と金正日が誰なのかも知らずに、23年間を収容所の中で暮らした。奴隷同然の過酷な労働、理不尽な虐待、家畜のように飼育されるためだけの結婚と出産。そこには、「愛、幸福、楽しさ、不幸、悔しさ、抵抗」という言葉も概念も、いっさい存在しなかった。
断末魔に喘ぐ北朝鮮に今なお存在する収容所。収容所で生まれ育ち脱北できたのは、もちろん彼しかおらず、初めて知らされる地獄絵のような実態に言葉をなくすはずだ。
【著者略歴】申東赫(シン・ドンヒョク)
北朝鮮政治犯収容所出生者。1982年11月19日、价川14号政治犯管理所完全統制区域で収容者夫婦の息子として生まれ、囚人生活を始める。1996年11月、母と兄が脱出を企て失敗、公開処刑される。2005年1月収容所からの脱出に成功。2005年2月、中国に脱北。2006年8月、韓国入国。