川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

『川越だより』一周年

2008-03-29 11:39:03 | 父・家族・自分
 川越は花盛りです。花粉に怯えて閉じこもっていた僕も昨日は勇気を出して、満開に近いサクラの下を歩いてきました。入間川の土手を自転車で30分ぐらいさかのぼったところに県立川越公園(水上公園を改称)があります。ここのサクラがもう壮年期を迎え、みごとな咲きぶりです。入り口に自転車を置いて、一キロはある桜並木の芝生の道を歩いてみました。午前中のこととて人影はまばら、隣の池の鳥たちものんびり泳いでいます。
 平和っていいなー、と思います。こどもの表情に見とれていて、父が僕たちの息子に「紹平」と名付けてくれたことを思います。平和を「つぐ」という意味です。戦争の時代を生きたひとびとにはこの平和、永久(とわ)にという思いが強いのでしょう。
 小学校の卒業式の日にみずから死を選んだこども、北朝鮮の収容所で保衛員の子どもたちから「革命の敵」として半殺しにされるこども。いろいろなこどもの姿が浮かび上がってきます。平和の時代を生きてきた僕は、いま、なすすべもなくこれらの人の平安を祈るだけなのです。

 ブログというものを始めて、一年が経ちました。一年前の今日、娘から突然いわれて書き始めました。僕はその仕組みや約束事を何も知らず、身辺雑記をただ書きつづるだけです。一年経った今も、大してかわりません。完全退職と同時でしたから、暇はたっぷり、お陰で退屈するということはありません。
 一日、数十人のかたが読んでくれるようです。60~70人台が多いのですがたまには90人台になります。読んでくださる方がいるかと思えばやはりはりあいがあります。ありがとうございます。
 体力や気力が衰えているせいで、コメントをくださる方々に自分の考えを書いて伝えることがなかなかできません。そのうち元気が出ればなどと思っているうちに日が経ってしまいます。どうぞ、勘弁してください。気には懸かっているのです。いつか、書きたくなるかも知れません。
 明日は「きいちご花見バス」の日です。52人で房総半島の大房岬に行く予定です。きのうから天候が気になって仕方がありません。曇り空の予報です。何とか夕方までもってくれますように。