川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

噴火湾から日本海へ 胆振・後志の旅 ①

2009-07-12 07:01:46 | 出会いの旅
 3日(金)の夕方、無事川越に帰り着きました。昨日はパソコンに不調?があり、「川越だより」を発信できませんでした。おかげさまで楽しい旅になりました。忘れないうちに旅のメモです。


 7月5日(日)曇り一時晴れ、驟雨あり(支笏湖)

 12時35分千歳着。レンタカー。支笏湖~白老・ポロトコタン・アイヌ民族博物館。(湯処・ななかまど泊)

 ポロトコタンのアイヌ古式舞踊見学に参加した人々の大半は韓国・中国からの観光客。通訳・ガイドも手慣れたもの。宿近くの日本製紙白老工場のもうもうたる排煙に驚く。こんなことが今の日本でも許されるのか?3交代勤務でフル操業中だという。宿が風上にあって助かった。


 6日(月)晴れ

 白老~室蘭~伊達~洞爺湖~今金町・クアプラザピリカ(泊)

 ◎室蘭南部の地球岬などの断崖からの風光はすばらしい。

 <室蘭で撮影した写真>http://www5f.biglobe.ne.jp/~abril/photo/hokkaido/muroran.htm

 ぼくが一番印象に残ったのは測量山展望台から見た新日鐵・室蘭工場の赤茶けた工場群。廃屋となっている足尾の精錬工場を思い出した。

 ◎伊達町の「歴史の杜公園」で昼食。流れのそばのしばふで憩う。高知出身の宮尾登美子さんの文学館があった。「平家物語」を書くため此処に別荘を建てて住んだことがあるのだという。
 
 ◎洞爺湖畔で昭和新山をはじめて見る。ぼくが生まれた頃できたらしい。未だ生々しい赤茶けた山肌。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E6%96%B0%E5%B1%B1
 


 ◎2000年の有珠山爆発で出来た西山火口を見学する。大島・三原山の新しい噴火口を思わせる。京都の文教高校生と行き交う。四国に親戚がいるという女の子と握手。
 西山火口散策路http://luka.jp/2003_hokkaido/abutacho.htm

 ◎カムイチャシ史跡公園(豊浦町)http://blogs.yahoo.co.jp/aspencade_mg9/41493757.html
 
 ◎クアプラザピリカの湯で昭和8(1933)年生まれで八雲高校卒業後道南の営林署で働いてきたという方の話を伺う。北海道もこの辺りまではブナの原生林で切り出しに精を出したという。最後は各地で「担当区」(警察の駐在所に該当)に勤め、定年後、夫婦でかつて働いた地域をときどき訪ねているらしい。黒松内にブナ林が残っているので見ていくように勧められる。
 いい人と出会った。明日はこの森を歩こう。

 7日(火)晴れ

 今金~瀬棚~寿都(すっと)~黒松内~倶知安~岩内(Hグリーンパーク泊)

 ◎瀬棚海岸(日本海)http://www.town.setana.lg.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=39 

 ◎寿都・弁慶岬http://www.town.suttu.lg.jp/kannkoujyouhou/benkeimisaki.html

 ◎寿都・道の駅で昼食 大きな港町。むかしはニシン漁で賑わう。


 ◎黒松内・歌才ブナ林を歩く。北限のブナ林だという。伊達市内から校外学習できた小学生たち数人が森の案内人に引率されているのにであう。この村では山村留学にも力を入れているようだ。思いがけずブナの森を歩いたので体調もよくなってきたように思う。

 黒松内のブナ林http://snowman.whitering.net/kankou/utasai.htm

 ◎羊蹄山 後志に来たからには羊蹄山に挨拶しないわけには行かないと倶知安を経由して岩内に向かう。富士山によく似てる。

http://www.town-kyogoku.jp/annai/youtei.htm