3月26日(月)☼
昨日は結局、一日中ベッド生活。曇りがちではだざむい。印象に残ったのは白鵬の逆転優勝くらい。甲子園の大会が続いているが興味を引き起こさない。
高校生ぐらいまでは高校野球の中継もよく聞いた。黒沢尻・魚津・滑川(なめりかわ)・高鍋・日田など聞き慣れない学校の名前を通して地名を知り、その土地への親近感をもった。ラジオの中継もその学校の地元とつながっていた。「洲本」「飯田長姫」「海南」などの田舎の学校の大活躍に声援を送った。
近頃はなんの楽しみもない。プロ野球予備軍のような野球専門学校の大会になってしまったからだろう。
「地球環境」という学校が「通信制高校」として甲子園初出場だと言うので学校のHPなどを見てみた。なんのことはない。「通信制」を悪用したにわか造りの「サッカー専門学校」「野球専門学校」ではないか?
その道では有名な指導者(監督)をスカウトして広域通信制の制度を悪用して東京・大阪・愛知などから生徒を集めている。あるブログにこうあった。指摘通りではないのか。
「通信制高校の本義とはかけ離れている。要するに高校生の皮をかぶったセミプロ選手を養成しているのだ。他の学校よりも強くなるのは当たり前だ。」
出典●http://matome.naver.jp/odai/2132823082054883701
高校のクラブ活動のひとつとしての「野球部」という原点がどこにあるのか。高野連というのはもはや野球利権団体というほかはない。
朝日・毎日・NHKがいくら高校野球を美化しても甲子園から人心は離れていくだけだろう。選抜では「21世紀枠」などと称して「洲本」「石巻工業」「女満別」を出場させたが表面を糊塗するだけの小細工に過ぎない。
高校野球にはもともと問題が多く、「クラブ活動」の域を超えていると思ってきたが近頃は度を越してきた。春の楽しみがなくなってしまった。