川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

いわき七浜 大津波から一年半

2012-09-08 03:35:02 | 出会いの旅

いわき市の海岸60Kmに連なる浦々をいわき七浜というそうです。勿来(なこそ)・小名浜・永崎・豊間・薄磯・四倉(よつくら)・久之浜(ひさのはま)。南から北へと走ってみました。美しい海岸風景が続きます。大津波による被害は「豊間」「薄磯」が特に甚大で村そのものが壊滅した感じです。

「薄磯」 震災前に塩屋崎灯台から北側を眺めた景観です。薄磯の集落が見えます。この村が忽然として消えてしまった感じです。

ファイル:Shioya kitagawa.jpg

 廃墟の様子です。家々の礎石だけが残っています。七浜で400人以上の方が犠牲になったということです。

 

 

塩屋崎の美空ひばりの歌碑は健在で「みだれ髪」を聞くことができます。灯台への道が損傷をしたそうで登ることはできません。土産店の主人が震災の写真展をやっています。丁寧に説明してくれます。

小名浜港のアクアマリン(水族館)、らら・ミュウ(観光物産センター)は復旧・営業中です。三崎公園の潮見台は復旧工事中で11月には海の景観を楽しめるということです。四倉の道の駅も再開しました。