川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

洗脳

2012-09-11 08:47:21 | 政治・社会

9月10日(月)はれ

 暑い、室温が35度になった。午後、勝久さんが来てくれた。賀明さんが送ってくれた鮎を美味しいと食してくれたので妻もうれしそう。

「文鮮明の死去」から「洗脳」が話題となった。僕にはあまり切実感がなかったが統一教会による「集団結婚」は洗脳による大規模な誘拐事件ではなかったのか。何も知らない日本人に「侵略」の贖罪意識を植え付け、韓国人と集団結婚させた。奴隷のように扱われても脱出できない人もいるらしい。洗脳で身も心もカネも巻き上げる。恐ろしいことである。

北朝鮮の王朝に盲従する朝鮮総連の「民族教育」の洗脳もすさまじい。「地上の楽園」にだまされて10万人近くが北朝鮮に行った。朝鮮大学生が百名も首領の還暦の貢物にもされた。収容所半島に閉じ込められたばかりか日本に残った親族はカネをまきあげられ続けている。

 「洗脳」は他人事ではない。スターリンの蛮行が明らかになった後もその弟分の毛沢東や金日成を批判できず、文化大革命を「社会主義の再生」などと心を躍らせた罪は僕にもある。文革初期に岩波映画が作った「夜明けの国」を社会科の授業で見せたことを思い出す。

「大躍進」「人民公社」の時期に何千万という中国人が餓死していた。知ったのはつい最近のことである。「社会主義」の洗脳は並大抵なものではなかった。「左翼」の大半は今も洗脳から解けず、ために人々の信頼を失ってしまった。

川越だより「恐ろしいこと」●http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/ef7dbcedd7e712df7f1c59f1bd693158

何らかの洗脳から完全に自由であることは誰にもできない。僕らが従事してきた「学校教育」をはじめ、マスコミ、映画、宗教団体などなどそれを仕事とする人々も少なくない。

青少年時に理想や希望を持つことは本当に大切だ。しかし、そういう人ほど洗脳の被害に会う割合が高いのも事実だろう。

どうしたら洗脳の被害を小さくできるか?

「原発安全」神話に洗脳されて壊滅的打撃を受けたいま、すべての人々がわがこととして考えてみなくてはならない。