今日は夕方の日和と体調がよければ首相官邸前抗議行動に参加しようかと思っています。
国会で承認を得られない原子力規制委員会の人事を首相の権限で一方的に任命しようというのですから政府の役人も野田首相も民主党の幹部も「狂っている」としか考えられません。冷静な判断ができなくなっています。
危険極まりない普天間飛行場の閉鎖・撤去が求められているのにオスプレイを配備するというアメリカ軍の感覚と同じような気がします。
ここはわたしたち国民の出番です。東京に出るのが「大仕事」になって、抗議行動の参加も久しぶりです。
9.14大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議
【重要なおしらせ】
・首都圏反原発連合は、9/30発足を狙っている原子力規制委員会と、次の衆議院選挙を視野に入れ、9月中も引き続き毎週金曜の抗議を実施します。
9月を強化月間として、人事案の撤回を求め、政党、政治家の脱原発についての動向を見極め、さらに抗議の声を拡大していきましょう!
・ 合同庁舎第4号館前に原子力規制庁準備室に対する人事案反対抗議エリアを設置します。
野田首相は7日の記者会見で、田中俊一氏をはじめとする原子力ムラの人間を候補に入れた、原子力規制委員会の人事案について、首相権限で任命して規制委員会を発足させる考えを正式に表明しました。
本来、この人事案は、国会同意人事であり、衆参両院の本会議での採決が必要なものですが、野田首相に対する問責決議案が参議院で可決され、全面的に審議がストップしたまま国会が閉会したため、採決はできない状況でした。
そのため、野田内閣は、原子力規制委員会設置法の例外規定により、民主主義を踏みにじる、非常識な首相権限での規制委人事任命にふみきろうとしています。
このままでは、野田首相が委員を任命し、次の国会での事後承認で委員が決定してしまいます。
毎週金曜の首相官邸前抗議においても、喫緊の問題として、この人事案について撤回を強く訴え、首都圏反原発連合による8月22日の「野田首相に対しての要求・勧告行動」の中でも、改めて撤回を強く求めましたが、野田政権はその声を聞き入れないまま、首相自らによる委員の任命に突き進もうとしています。
そのため、先週に引き続き、14日の抗議でも、合同庁舎第4号館前に、「原子力安全規制組織等改革準備室」「細野大臣の執務室」に対して人事案撤回を求める抗議エリアを設置します。
出来る限り多くの方々のご参加をお願いします。