娘が東京から送ってくれたポチ
するとおともだちが来ました
学生時代の友人と何故か突然ラインが繋がった。
「おりゃあ~~~!」と渾身の
気合で叫びながら徳井氏の前を
フルバンクさせている独ヲタ
アッキー。
これが彼女の限界バンクだ。
物凄いバンク角。
かつて、WGP実況解説で福田
照男さんがロッシの走行を称
して「驚異的なバンク角です
ね」と言ったことがある。
それがこれか。
独身中年とバイク女子がキャンプ
に行ってすき焼きを作りました
アッキーも30過ぎなので中年
のような気もするが、若々し
い。
ちなみに徳井さんよりもアッ
キーのチャンネルのほうが遥
かに登録者が多い。
徳井さんが考案して制作した
デイパックは非常に考え抜か
れていて出来がよいと思える。
1980年代の日本の空前絶後の
バイクブームは、1970年代後
半から始まる原付バイクの
主婦、女性層への爆発的普及
が底力となっていたのは間違
いない。
原付バイクこそが日本のモー
ターサイクル情勢を作った。
1970年代後半から1980年代に
は、実に多くの女性がミニバ
イクに乗った。
私の母親でさえ原付バイクに
乗って買い物に行く程だった。
まだ母は30代だったが。
買い物バイクとしてだけでなく、
主婦層の友人たちとお弁当持っ
てミニバイクでツーリングなど
も楽しんでいたようだ。
アイドル歌手や女優までもが
大勢ミニバイクの広告塔になっ
ていた。
日本の爆発的バイクブームは
人々の生活に密着したシティ
モータービークルが支えたの
は事実として疑う余地がない。
それは、バイクが社会に溶け
込む、人々の生活の中に息づく
という、ある意味とても健全な
社会状態が現れていた事でも
あった。
50ccは世界で日本固有の二輪
カテゴリーとして、日本の社会
に溶け込んだ。
だが、それは急激に終息した。
なぜか。
多くの「潰しの規制」が実行さ
れたからであるのは否定できな
い。
日本の二輪の歴史、とりわけ原
付の歴史は日本の国内統治形態
の変遷と共にある。
逆にいえば、それこそが原付と
いう二輪が国民生活と密着して
いた事を表している。
だが、現在、そのモーターリゼー
ション構造は消し去られた。
二輪は「特定層」しか乗らない
世の中が登場させられたからだ。
今後の日本の二輪文化とモーター
サイクルの真のモーターリゼー
ションの中での存立と二輪社会
再建の鍵は、原付にこそある。
敷衍すれば、生活密着型の二輪
文化をどう構築するかにかかって
いる。