渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

はたらくくるま

2021年11月16日 | open


外国の子どもたちはどうだかは分か
らないが、日本の子どもたちは不思
議な傾向を見せる。
それは、レーシングカーよりも、働
く車に興味を示すのだ。
これは私の世代でも全く同じ傾向が
あった。
特に男の子。
パトカーよりも消防車、スポーツ
カーよりもダンプやクレーン車や
ミキサー車を好む。
これは幼稚園入園前の子どもに多
く見られる傾向だ。
また、おもちゃのミニカーなども
働く車は大人気だ。

これ、とても不思議な傾向だ。
海外も同じなのだろうか。
1960年代のイギリスの特撮ドラマの
『サンダーバード』などは働く車両
や航空機で構成されていた。
国際救助隊の車両や飛行機はとても
カッコよく見えた。

人命救助や産業経済、物流には働く
車が欠かせない。
業界用語では「特装車」という。
戦車や装甲車とは少し異なるが、
とにかく機能第一の車両群で、その
車は消防車だろうが一点一点手作り
で製作されている。
幼い子どもたちが、その働く車に
ごく自然に興味を持ってくれると
いう傾向があるというのは、自然
発生的なものであるとはいえ、
人的には嬉しく思える。




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