渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

東京の青果店

2021年07月18日 | open


これが東京の青果店です。
いわゆる八百屋さん。なんだか、八百屋
いうのは今は放送禁止用語らしいけど。
やおろずの野菜を扱うから八百屋なのに
何がいけないのかよく分からんが。

東京の23区内の八百屋さんは今でもこんな
感じです。品川区や大田区や中野区や渋谷
区の住宅街の八百屋さんはこういう感じ。
もちろん、下町もこのパターンではないか
なあ。
これ、店構えの造作って、江戸時代と変わ
らないんですよね。江戸時代の絵図で見る
ようなのと。
そして、今はどうか知りませんが、東京の
八百屋さんは特徴がありました。
それはザルを吊り下げていて、そこに小銭
とかを入れてるの。お釣り用の。
これ、1990年代半ばまで、この画像のよう
な造作のお店ではそのザル方式でした。
そして、ご近所の人たちで結構繁盛してい
る。
「奥さん、きょうは大根が安いよっ」とか
の定番の口上もよく聴く。
私が都内に住んでいる時は、こうした近所
の八百屋さんで買い物していました。
それと、魚屋さんや豆腐屋さんお肉屋さん
も、スーパーではなく、こういう個人商店
が好きなのでそこで買い物していた。
で、お店の人とも顔馴染みになるんです。
「この地で生活している」という実感が
あります。
それがいいのよ、とてつもなく。
東京というのは、とても住みやすい。
ご近所さんたち同士も仲いいし。
品川区なんてなぁ、最高だぜ。
戸越銀座商店街なんざ楽園すね。
品川は江戸じゃないけどさ(笑
浮浪雲ったら、あーた、品川よお。



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