渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

昭和残影 〜瀬戸内海のある城下町〜

2021年11月16日 | open

三原駅前通りにあるたばこ屋さん。
これはまず1960年代〜でしょう。
店舗の造りが。
昭和30年代のたばこ屋さんは、
なぜか外側をタイル貼りにして
いた。
この店、現役。

城下町の旧山陽道沿いにある古い
バイク屋さん。
まるで映画のロケ地みたいだ。


ここは1970年代中期からとの事。
私が中学高校の頃は、東京でもこう
いう感じの造作のバイク屋さんが
多かった。
この店、現役。面倒見のいいおい
ちゃんがやってる。
「同期の商売仲間は皆死んだ!
うん、死んだ!」
と言ってた。
おいちゃん、健在!


これも旧山陽道沿いの古い建物。
医院跡。明治の建築物。
この旧山陽道は数件ごとに町医者
がいる。まるで病院通り。
この病院は数十年前に閉院。
城の御殿医の家系かと。


山陽道の通りのどんつきが三原城。

これが真打。本町食堂。
本丸食堂と呼んでもいいくらいの
年季入り。
バリバリの現役!


昭和戦後〜の店。


今でも健在!

こちらのおいちゃんは今でも黒電話
を使う。
以前話していたら、インターネット?
なにそれ?メールとかいうやつ?と
言われた〜。つい昨年あたり。
味は昔の田舎の家庭の味だが、まず
くはない。うまくもないけど。
でも、なんてのか、親しめる味。
ちょい薄味。
日本の50年前の家庭の味ってこれ
ったよなぁ、みたいな。
タイムスリップしてみたい人は、
ぜひどうぞ。
まずくないすよ!
特別うまくもないけど。
出前もやってくれる。
今のおいちゃんが二代目。

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