渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

晴れ 備後国三原

2020年10月21日 | open

けさの三原城と三原駅と筆影山と竜王山。
向かって左が筆影、右が竜王だ。
あの山は安芸国。三原城は備後国。
かつて今の三原市街地には地面はなく、
450年前に海上の小島や岩礁を繋ぎ埋め
立てて築城がなされた。
三原の湾は現在の三原市西部の広島国際
空港の山のふもとあたりまで入り組んで
いた。三原城からは15キロ程奥に入る。

この川は明治までは無かった。一面海で
ある。本来の河口付近は船木という地区
で、そこまで現在でも満潮時には潮が逆
流する。三原城からは18キロ位。
この田園地帯は、かつてデルタ地帯だっ
た。古代の陸地部分は山あいで、そこは
古墳群が形成されていた。
この川を山あいまで潮が逆流する。


2020年、現代の河口付近。明治期に川と
して造られた。元海であるのは一目瞭然。


横浜の平潟湾に似ている。
(横浜市平潟湾)


(横浜市平潟湾)


三原の光る海。鯨が海遊する海だ。


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