渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

青空

2024年02月24日 | open


(マイタウン新宿)

環境対策が実り、何十年か
かけて、ようやくここ最近
東京でも青空にくっきりと
した富士山が見える日が来
るようになった。
それまでは富士山は見えて
もいつもうすぼんやり。
例外的に正月のみ工場や産
業車両が操業を停止して晴
れ渡る日があったりしたの
みだった。それとGW。
あとはどんよりとした空が
東京の空だった。
青空にくっきりした富士山が
見える日も続くという、ここ
まで来るのに実に半世紀
近く
かかっている。
日本の首都は死にかけていた。
50年以上前に革新的意識の国

民が国や企業体に働きかけな
ければ、日本の首都は確実に
死んで
いた。

やはり青空がいい。


そして、富士山。
江戸時代にも富士山は江戸
市民にとってはかけがえの
ないものだった。
また、江戸時代は今と違って
空気も澄み、街の灯の光度も
違う
から、江戸の町から見た
夜空
は、まるで南アルプスか
ら見
るような夜空だった事だ
ろう。



先月の富士山。
新幹線の中から。

見えねだじゃ~。
雲さ隠れでがら。
まあ、裾野は見えた(笑


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