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昨日ご紹介したローズの上にいらっしゃいます、こちらも新しいお友達のオルガンであります
。
正式な名前は「HAMMOND(ハモンド)XK-3c」、と言いますが、僕は普段は略して「XK(エックスケー)」とか言ってます。
キーボードにそんなに詳しくないメンバーやスタッフは「ケン坊、そこオルガンでさ」って言います。これは普通に会話として成立します。オルガンですからね。種類として合っていますので、大丈夫です。
もっと詳しくない人は「そのキーボード、・・・」なんて言います。キーボードであることは間違いないけれど・・・ちょっと寂しいです(笑)。
そして、もっともっと詳しくない人は「・・・えっと、それってピアノじゃないんですか?」とか
(笑)。
ハモンド・オルガンがどんな音か、またYouTubeからご紹介しましょう。いやー、便利な世の中ですねー
。ちなみに映像では皆二段鍵盤のものを使っています。XKはこれらの一段鍵盤タイプの、現代版です。
ちなみに左側の白黒反転している鍵盤は、音が出るものではなくて、これを押すことで、色々と音が切り替わるスイッチになっています。オルガンとっても音楽室の足踏みオルガンとは違って、ハモンドオルガンはドローバーという、鍵盤の上に並んでいる「引き出したり引っ込めたりするバー」を使って無限に近い音を作れるんですよ。まぁ、無限って言っても「オルガンの音」の範疇は超えませんが
(笑)。このあたりは、楽器屋さんででも、実際に触ってもらえると一発で解ると思います。ザクっと言ってしまえば、明るくしたり、やわらかくしたり、細くしたり、太くしたり、って感じです
。そんな組み合わせを覚えさせておいて、この逆転鍵盤で「瞬時に切り替え」ながら演奏するわけなんです。急いでいる場合など、当然、よく間違ったのも押します(笑)。・・・なるだけ、気をつけたいと思います
(笑)。
さて、では実際の音を聴いていただきましょう。
えー、ご存知「キューピー三分クッキングのテーマ」・・・いけね、これもオルガンみたいな音だけど、ハモンドじゃないやー。あれはたぶんエレクトーンだ(笑)。エレクトーンって、ほとんどオルガンの形してますけど、これはヤマハの商品名なんですよー。しかも動画が見つかりませんでした(笑)。なので、次いってみよー。
「Jon Lord Highway Star solo」・・・DeepPurple(ディープ・パープル)というイギリスのバンドのキーボーディスト、ジョン・ロード。オルガンをハードロックに持ち込んで、「キボードだってハードなギターに負けないプレイが出来るんだ」って事を世界中に知らしめた、20世紀の音楽史上避けては通れない、超・重要オルガン・プレイヤーです
。ロック・キーボードを弾く人でジョンロードを知らない人は、絶対にいないはずです(・・・いたら、その人はモグリか、勉強不足です。断言しちゃいまーす(笑))。僕が高校に入って初めてバンドを組んだ頃、最初に憧れたプレイヤーでもあります。勿論、あれから、ずっと大好きです。ってか、ジョン・ロード嫌いって人には会ったことがないです。ギタリストでもベーシストでも、ドラマーでも、知ってる人は「ジョン・ロードは凄いよねぇ。俺、鍵盤の事は良くわかんねーけど、でも、カッコいいって思うもんなー」って、だいだい皆んな言ってくれます
(笑)。
ディープ・パープル?えー?知らないなぁ、そんなバンド
、って方でも、この曲は知ってると思います
「Deep Purple MkII - Black Night」。ほら、あの缶コーヒーのCMの曲ですね。このバンド、デビューは1968年です。そして、これらの二つのビデオは1993年、つまり大ベテランになった最近のもので、彼らがロックの世観を変えたのは、これから20年も前の1970年代のことです。でも、ジョン・ロードはどんどん上手になっていっているようにも見えます。残念ながら、最近バンドを抜けてしまいましたが・・・
。もう現在67歳。でも、ずっと最高ですよ。「オルガンでロックといえばジョンロードから」は「カップヌードルといえば日清の赤いやつから」と同義です・・・いいのか、こんな例えで(笑)。
「Four Hammond B3's playing The Cat」・・・こちら、世界最高レベルのオルガンプレイヤー達4人のプレイが一斉に見れる映像です。とはいっても、こちらはロックではなくて、ジャンル的には「ファンキー・オルガン・ジャズ」とでもなりますでしょうか(ちょっとMCさんの喋りが長いのはご愛嬌(笑)。でもね、2分過ぎから始まるプレイは超・超・超最高です
)。こういうプレイ、音色にも憧れちゃいますなー。渋カッコいいー
。いつか、きっと。
「Ethan Swingin' On The Hammond B-3」・・・これは、和みます(笑)。いや、未来のスーパープレイヤーかも。
「Tommaso and Tony Monaco」・・・これは、ビビります(笑)。このまま行けば、未来のスーパープレイヤー、ほぼ確定
。そりゃ、大人はずっこけますわな(笑)。
で、・・・
うわー、だめだ、昨日も相当悩みましたけど、オルガンのビデオはもっと悩む(笑)。全然選びきれないので、今日のところは、このへんでーホンジャ・・・もういいか
(笑)
ではー。