引っ越し業者から段ボールが届きまして、いよいよ部屋の中が引っ越し風味になってまいりました、段ボールのケンです。どうぞよろしく。
引っ越しを経験なさったことのある方は、きっと体感なさったこととがおありになる思いますが、なぜに段ボールに積める荷物というのは、必ずいつも自分の見積もりよりも多いのでしょう(笑)。
荷物の量の相談をしている時に、引っ越し屋さんに「・・・で、段ボールはお幾つ位でしょうか」と聞かれて「えー、まぁ10箱、・・・いや、もうちょっとあるかな。15箱くらいでしょうか。」と答えましたら「そうですか。では20箱お届けします」と言われましたが、引っ越し屋さん、さすがの読み(笑)。
まぁ、こちらとしてはあまり多く言ってしまって、最初から金額が上がってしまうのもアレだなー、という意識も働いていますし(←せこいか)、そもそも部屋を見回してみて、このラックで2箱だな、こっちの本棚は4箱か。などと考えてみるんですが、実際詰め始めてみると、・・・ほぼ倍は必要になります(笑)。ダンボールはブラックホールではないのだー。何度引っ越しをしてもこの読みは、いっつも間違うんですよー。特に自分の引っ越しの場合は(他人の時は「絶対に多めに用意しなね」って言う(笑))。毎回、荷物の過少申告者ですよ。訴えられますよ(笑)。とゆーわけで、皆さん、お引っ越しの際には段ボールは大量に用意しましょうね。
それにしても、部屋に段ボールが積んであるというのは、何と落ち着かないこと。
・・・食べちゃうか。いっそ、ぜーんぶ、食べちゃうか。
今日は午後、牛タンの為に、部屋の採寸に行きました。・・・ジュータン・・・ね、って、わかるか(笑)。でね、「よし、間違いの無いように」って、ミリ単位まで(「3582㎜!」とかね)キッチリ正確に測ったんです。それを、「バッチリ測りましたんで、よろしくです」って、ジュータン屋さんにFAXを流したら、「あー、こんなにキッチリは出ないよ。無理(笑)。ジュータンは5㎜単位が限界だからね。いいや、こっちで頭使って、うまい事仕上げときますから。」だって。すんませーん。ちなみに、ジュータンは最初よりも、数日経つと広がるんだそうですよ。最初は縮んでるんですって。なので、数ミリ小さめにしとくと、使ってるとそのうちピッタリになるんだそーですよ。
新居からの帰り道に、緩やかな左カーブの上り坂がありました。反対車線を、凄いスピードで走ってくるスクーター。なんだか友人と競争でもしてるみたいに見えました。しかも、まだスピードを上げて、前を行く車を追い越そうとしました。「うわ、危ないな。下りのカーブであんなにスピード出したら、事故るぞーって思った次の瞬間、「あー!」
ガッシャーン!・・・事故りました。
僕もすぐにクルマを寄せたんですが、後ろから後続車があってドアが開けられず。でも、見ていたら友人らしきバイク仲間が二人駆け寄っていってて、さらにたまたま横がクリニックだったようで、音を聞きつけたのか、すぐに看護婦さんらしき人が出てきてくれました。歩道に投げ出された彼は、遠目ですが高校生くらいに見えました。地面に座り込んでましたが、頭を動かしていましたから、幸い大事ではなかったようです(ちゃんと調べないと、わからないですけどね)。バイクは、縁石に思いっきり当たってヨレた感じでクラッシュしましたので、・・・結構イッちゃった感じゃないかなー。ショックだろうなぁ。
クルマを出した後、ちょっと冷たい事を言うようですが、「でも、ああいう事故しないと、身に沁みてわからないんだよな。」とも思いました。無茶なスピード、無茶な追い越し。あんなこと続けてたら、事故らない方がおかしいですもの。
バイクの事故を目の前で見たのは、今日で3回目です。始めてのときはね、雨降りの夜中に、ガシャーンって音が聞こえたと思ったら、目の前をバイクが横倒しになったまま、火花を上げて10メートル位ザザーッって滑っていったの。結構な大事故ですよ。で、「おいおいー、おだやかじゃないな」って、すぐに携帯で119番しながら駆け寄っていって、「今、救急車呼んだから!」って言ったら、「・・・えー、呼んじゃったんですか・・・まずいなー・・・いや、いらないですから・・・断ってください」って言うのね。でも、全然起き上がれる状態じゃなさそうだし「なんでよ。ダメだよ。すぐに病院に行かないと」って言いながら気付きました。彼は、酔っ払ってました。しかも相当。もー、バ○ちん。すぐに救急車来てくれましたので、引き渡しましたけど 。しょうがないですよね。
僕も、大学に入ってから4年ほどバイクに乗ってましたし、コケたこともあります。幸い、誰かを巻き込んだり、車とかと当たったわけではなくてどれも自爆でしたが(←一度じゃない(笑))、それでも相当嫌な思いをしました。自分ではわかってるんですよね、「ちょっと無理したな」って。サーキットみたいに、キレイに舗装されてるところじゃないし、レースで使うマシンはタイヤのグリップ力も全然違うのですから、真似したら大変なことになります。まずマンホール、そして砂や土、砂利。それから横断歩道や止まれのペンキでもツル~ッて滑ります。そして、ヘルメットはしてても、体は剥き身でコンクリートとぶつかるわけですからね。ほんと、怖いですよ。
僕、スクーターは特に怖いんですよ。自分が乗ってたバイクは中型で、いわゆるちゃんとタンクがシートの前にあるタイプでしたから。ニーグリップって言って、タンクを膝でギュって挟んで身体を安定させることができるんです。なので、一度だけ借りてスクーターに乗ってみたら、身体が安定しなくて、もー怖いのなんのって。カーブなんて、止まるようなスピードでしか曲がれませんでしたよ(笑)。もうねー、僕にとってバイクはタンクが命綱です。
今はビッグ・スクーターが大流行ですよね。あれも、パワーがある分、結構スピードも出ますからね、僕は見てて怖いです(笑)。しかも、彼女とか乗せてることも多いでしょ。もー、オソロシー(←しつこい(笑)?)。
僕は二人乗りだけは絶対にしませんでした。「乗せて」と言われても、断っていました。まだ後ろに乗る人がバイクを解ってる人だといいと聞きましたが・・・。自分の技術に自信が持てなかったというのもありますが、ああいう不安定な乗り物で、後ろの人の人生まで背負って走るってのは。責任とれません、って思ってね。
でもね、高校生の頃は、そんな事考えもしなかったから、友人のバイクの後ろに乗せてもらって、一日がかりで海とかまで行っちゃって。しかも帰りは疲れてグッスリ寝てた、という(笑)。今考えると、よく生きてたなぁ、と思いますよ(笑)。寝てても、ちゃんと捕まってるもんなんですね。頭のどこかでは自覚してたんですかね、これはバイクで、ベッドじゃないんだ、って。それにしても「おい、着いたぞ」って言われて、「え?あれ?・・・あ、バイクか」って感じでしたけど。
でもね。バイクは、良い乗り物だと思いますよ。好きですよ。
でもやっぱり乗るなら、一人で気楽に流して走るのがいいな。今からなら、ゆったり乗れるアメリカン・タイプがいいな。実は、最初のバイクが400ccのアメリカンだったんですけどI(その後、レーサー・タイプ、オフロード・タイプと乗り継ぎました)、結局アレが一番好きだったものですから。懐かしいなあ。
でもね、大学4年の時に、コケてね(原因は、前のバイクの急停車。よけようよして、マンホールでスリップ)。その時に、手のひらを怪我して。それでバイク、降りたんですよ。「指だったら、終わりだったんじゃん」、って気付いたら、もう乗れなくなっちゃいました。なので、また次に乗るとしても、ずーっと後。おじいちゃんになってからね。そんで、気ままな一人旅なんて、いいかもね。
バイクに乗られてる方、くれぐれも気を付けてくださいね。一生が、その瞬間で変わってしまう事がありますからね。安全運転で、風と共に去りぬ、で。
で、段ボールは多めにね(笑)。
ではー。