
懸念したとおり、お隣の韓国が、事前に通告がなかったことを一番の問題として、日本の外務省に懸念を表明しました。
東電汚染水放出 韓国が憂慮「国際法上問題となる可能性」
そりゃそうだよ。
ですが、わが国の外相は、
『一方、松本剛明外相は同日の記者会見で、汚染水放出は「現段階では国境を越えて影響を与えるものではない。国際法上の義務との関係でただちに問題になるものではない」と述べた。』
でた。
「ただちに」だ。これ、理解してもらえますかね。僕たちだって、理解できてないのに。
・・・僕には、どうも逆撫でしてるとしか思えません。
当然、各国も反応しています。
汚染水放出、近隣国から批判
今は、比較的冷静な反応のようですが、これは政府の見解であって、日本と同じく、一般国民が皆そう思っているわけではないのは明白です。
長い時間をかけて、せっかく築いてきたアジア諸国との信頼関係が(異論はあれど、多かれ少なかれ、きちんと築いてきたものがあったのは間違いないと思います)、今回の件で崩れることがないことを祈るばかりですが・・・、
そう上手くいくでしょうか。僕は、心配です。
そして、あの汚染水。
海水から750万倍の放射性ヨウ素
これ、今月2日の数値です。昨日、4日も500万倍・・・。
そしてなんと、あの流れ込んでいる汚染水の濃度は、なんと、1億倍以上になっているそうです。
今、期待されている(・・・?)、汚染水を貯めるためのメガフロートの容量は約1万トン。
しかし、今の段階で、原発周辺に溜まっている汚染水は約6万トンと、保安院から発表されました。
ちなみに、メガフロートの到着は16日以降とのこと。
もしも、うまく水ガラスで塞ぎ止めることが出来たとしてですが(1億倍の放射能を放つ汚染水の塊が、原発の下にずっとあることになるというのも、恐ろしいですが)、そうなったらなったで、あのクラックの一億倍の汚染水、行き場所を失って必ずまだどこからか出てきますよね。
作業員の方たちが作業しなきゃいけない場所とかから出ませんように。冷却に関する作業が出来なくなったら、今度はいよいよ原子炉がまずいことになるのですから。
とにかく、これからも原子炉を冷やす為の放水は毎日一機あたり数トンという単位で続くわけですし、雨も降るかもしれません。ってか、雨はいつか絶対に降りますよね。
その水は、どうなるんでしょうか。
建屋がなく、どこかに亀裂が入っているといわれている原子炉格納容器(圧縮容器もですね)。
この原子炉を撫でる様に通った放水の水や雨水が、いちいち1億倍なんていう恐ろしい汚染水になるなんてことだったら、これはもう・・・。その水を、これからどうやって処理していくのでしょうか。
入浴剤入れてお風呂に、というわけにはいきませんしね。
考えただけでも、くらくらします。
東電が、福島で避難指示の出ている20キロ圏内の町や村に、一律2000万円の見舞金を出しました。
そして、浪江町は、その受け取りを拒否しました。
『浪江町の馬場有(たもつ)町長は「町民に謝罪がない段階で、どのような趣旨の金かもはっきりしないため、当座の金に困っていたとしても受け取るわけにはいかない」と話した。 』
人口の約2万人で割ると、一人当たり、1000円にも満たない額なのだそうです。
東電、自治体への見舞金支払い「賠償金とは別」
東電は、こうした見解を示しているそうです。今後が注目されます。
しかし、今回、賠償金を必要とする個人、会社、団体・・・いったいどのくらいになるのか、想像もつきませんね。家を、土地を、家族を、仕事を、未来を奪われた人々。お金で全てが解決するわけなどないですが、それでも、総請求額は、天文学的な数字になるでしょうね。(で、まさか、結局税金から補填されて払われたりして・・・。もしそうなったら、暴動が起きないほうがおかしいです。)
かくいう僕たちも、まだまだこれからの推移によっては、もしかしたら、いずれ東電なり政府に賠償金を請求する一人にならないとも限らないと思ってもいますけれども。
また、雑草から265万ベクレルもの高い放射性物質が検出されたものの、
原発から20キロ圏外のため避難の対象外とされた飯館村などでは、
20キロ圏外は見舞金対象外「「距離で決めるのはどうか」
こう、憤っているとのこと。ごもっともですよね。
ちなみに、現状、こちらの飯館村村は、政府から屋内退避指定となっているため、
自主的に避難しても「あなたの村は避難対象ではないので・・・」と、
避難所に受け入れてもらえないケースがあり、戻るわけにもいかず、
やむをえず、クルマで寝泊りしている村民もいる、というニュースも読みました(すみません、ソース、保存し忘れました)。
屋内退避指定の区域では、このような東電などからの見舞金だけでなく、今後の補償金なども支払われないそうですね。
ひどい・・・。
テレビでは一切報道されませんが、
ネットでは今多くの人に読まれているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが。
原発から約10kmの「浪江町」に残る人物が2ちゃんねるに降臨 「起きたら鼻血で血まみれ」
今の日本に、僕たちの生活のすぐそばに、
このようなことが実際に起こっていて、本当に、このような場所があり、こういう人がいるということ。
そして、上のカキコミ主の依頼を受けた形で、犬の餌を届けになった人のスレッドもありますので、こちらも併せてどうぞ。
原発近くの浪江町に犬の餌配達に行く予定だけど何か質問ある?
そして、最後に。
3.30福島原発事故
今の福島原発の目の前まで、行った人がいます。
この方は、たまたま「廃都」という名の映画を撮っている途中だった映像のプロの方だそうで、
「自分自身の目で現実を見続けながら考えようと思い、福島へと向かいました。
非力な僕は、現実の前に立たなければ、この大災害を前にしても観念のオバケでしかないのだと思ったのです。」
この映像を残し、ご自分のブログに、この時のことを文章にもして残しておられます。
さきほどご紹介した浪江町の住人の方の写真やカキコミ、また、こちらの映像作家さんの映像を見、その文章を読むと、
それだけで、・・・猛烈な息苦しさを感じます。
でも、これが福島の現実。
今の日本の現状に触れていただければと思います。
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今日のリハーサルもほとんど休憩なしの、充実したものでした。
みんな、一生懸命。
もう、明日が最終リハーサル。
がんばってきます。
ではー。