みっちりと、それでもやはり大笑いしながら、へきちゃんバンドのリハーサル、初日終了です。
地震があるといけないので、ミニモグを床に下ろして、スタジオをあとにしました。(←これ大事ね)
どうも、昨夜の地震のあとも寝付けなく、今日は少し寝不足でしたが、
ちょっとリハ関連以外にも宿題が色々ありまして、ひとまず、仕事に戻りますー。
ではー。
---追記。---
原子力保安院が核燃料が「溶融」している、と、いよいよ、・・・というか、ようやく(一部ではずっとその可能性が極めて高いと言われていたので)、認めました。
4号機建屋の汚染水は、最初深さ20㎝と発表されましたが、「実は5mだった」、と訂正されました。
今日は荒れ模様とのこと。梅雨の季節も近いですし、その先には台風もやってくるでしょう。
依然、複数の原発から漏れっぱなしになってしまっている大量の放射性物質が、これからどのように空気や水に拡散していくのか、人のからだ、食べ物をはじめ、土、川、海などの環境への影響を考えると、正直、気が遠くなります。
これから、僕たち日本人は、いったいどれだけの辛いニュースを向き合わなければならないのでしょうか。
一刻も早く、本当に有効な手を打ってもらいですが(・・・あればやってるよ、との声が聞こえてきますが)、現場の状況は、ニュースで伝え聞く範囲から想像するだけでも、相当に深刻のようですね。
一番そばにいる、作業員の方々の健康も、とても心配です(こちらについては、また改めて書きたいと思います)。
先月、東京でも大騒ぎになりました水道水問題ですが、実は、あの後の4月4日からは「三日間の平均値で考える」ということになっています。ご存知でしたでしょうか。
これは例えば、一日目20ベクレル、二日目20ベクレル、三日目850ベクレルが検出されたとしましても、
「三日間を平均で考えますので、大人は飲んでもOK」ということになってしまうものです。
勿論、三日目のレベルは大人の摂取基準値の300ベクレル/kgの3倍近く(乳児の制限値100ベクレル/kgからしたら8倍以上)となっているのに、です。この三日目には、発表されないのです(勿論、そのまま高レベルが続き、以降三日間の平均が基準値を超えれば、それから発表にはなりますが)。
日々、刻々と変る現場の状況を見るに、本当にこういうのんびりとした測定や発表の仕方でいいのでしょうか。
そんなこともあり、積極的にご自分で水道局のHPなどで、毎日の汚染に関するデータをお調べになっていらっしゃる方も多いかと思います。
ただ、ここしばらく、例えば東京都では、連日「不検出」という表示が多くなっており、「汚染は検出されてないね。大丈夫」と思っていたら、実は、20ベクレル以下は「不検出」と見なして良い、となっていたのです。なんと、原発事故後の3月17日から。
実際、東京都水道局のHPをご覧下さい。
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h23/press110406-1.html
確かに、
「※2 不検出≦20Bq/kgv」
と書かれています。
先日も書きましたが、こういう規制緩和を続けていたら、僕たちは何を信用していいのかわからなくなってしまいますよね。
むしろこれでは、余計に不安になってしまう人の方が多いと思います。
今は、本当に正しい情報が求められます。
ちなみに、テレビではこういうニュースはやりませんね。
パニック防止>国民の健康
ということでしょうか。
ただ、こうした事態を重く見た一部の方から、強い不満の声があったのでしょう、
東京都水道局は4月15日から、
これまで一律に「不検出≦20Bq/kg」と表記してきた方式を、「検出限界値」を用いた新たな方式に変更しました。
ということになったそうです。
そりゃそうですよね。
4月18日の東京都水道局のHPには、こうも書いてあります。
「お客さまからより詳細なデータを知りたいとの要望が多数寄せられたことを受け、4月15日からは速報性を損なわない範囲で測定時間を延長して、より低い濃度まで測定することとしました。」
小さいと思いがちな一人ひとりの声でも、集まれば、このように事態を動かすことができるんですよね。
だから僕たちは、ちゃんと現状を知って、必要なことには、しっかり声を上げ続けていかなくてはいけないと思うのです。
さて、リハの準備をして、出かけます。
ほんと、天気が荒れるようなので、皆さんも、どうかお気をつけて。
ではー。