今日もトミちゃんのサイトに、8日のライブの映像が3曲、アップされました。よろしかったらー。
「Speak Spark」
http://www.youtube.com/watch?v=F9EW38vFVG0&feature=player_embedded
「RUN RUN RUN」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Ze7pQWqXULk
「上を向いて歩こう」
http://www.youtube.com/watch?v=ja20q-kJ56U&feature=player_embedded
曲順からすると、「Speak Spark」はライブの怒涛のラストスパートの導入の曲でした。
「RUN RUN RUN」は本編のラスト、そして、「上を向いて歩こう」は、三曲やったアンコールの一曲目でした。
「Speak Spark」は、IchibanPoppersで演奏するのは始めてで、トミちゃんのサイトには、過去のバンドでの演奏もアップされております。ストリート時代の曲ということですが、なんともカッコいい。
今回の演奏にあたって、この過去音源を耳コピーしたのですが、コードの動きや、乗せるメロディーに「へぇーっ」と思うところが沢山あって感心していたら、スタジオで、やはり耳コピーしたというバンマスの竜さんも「この曲さあ、なんか、よく出来てるねぇ」と。そして「これは、ギタリストじゃないと出来ない曲だよね」と。
ほんと、そう思います。キーボード的な発想では、出来ない曲だと思います。「ほんと、ほんと」と同意すると、トミちゃんが「えへへ。私が作ったんだよー」というので、「全部?」って聴くと、「うん」って。
色々と感心するところはあるのですが、例えば、「アウトロ(後奏)で、いつの間にか半音上がってる」、とか・・・。あまり例の無い曲の構成なんですよ。今回演奏して、大好きな曲になりました。また、原曲にはキーボードは入っていないので、僕はオルガンを加えて演奏しました。
対して、「RUN RUN RUN」は、僕がトミちゃんのライブに始めて参加した時以来になる曲です。大好きでね、今回は、実は僕のリクエストで入れてもらったんですよ。歌詞がね、今にぴったりなんじゃないか、って思って、提案したんです。走れ、走れ、走れ!ってタイトルも好きで。
リハの二日目で、久しぶりにでやったとき、これがモノすごーく良くてね。なんかテンポがめちゃめちゃ速かったんですけど、それがなんか、疾走感に溢れててね。まあ、粗いっていえば粗かったんでしょうけれど、ロックってそれが良かったりもするんですよね。このライブ本番では、少し抑え目のテンポになってますが、これはまたこれで、落ち着いてて、良いものです。
でも、ほんのちょっとしたテンポの違いで、曲って全然変わるんですよ。リハーサルの演奏、お聞かせしたいです。・・・って、粗いので、恥ずかしいので、封印ですが(笑)。
「上を向いて歩こう」
これは、やはり今だからこその選曲。トミちゃんもMCで「今、日本中で一番歌われてる曲かもしれませんね」と言ってました。ちょうど、僕たちがリハーサル準備を始めるころから、テレビのCMでも流れ初めてました。
スタジオで、「アレンジ、どうしよう」ってことになって、そのままの雰囲気でやろうか、いや、それじゃ面白くない。ってか、そもそも、本物はジャズ&生のストリングスセクション入りのアレンジなのでそのままバンドでは出来ないんですよね。
なので、「パンクっぽくやる?」とか「ピアノ一本ってのもありだねえ」とか、色々考えて、最終的に、「ぶるージーな感じでやろう。でも、コテコテの関西風ブルーズにはしないで、わりとさらっとした感じで、リズムは、ちょいハネで。」
ちょいハネってのは、シャッフルまではいかないハネ具合のことで、でもエイトよりは、軽く三連を意識した・・・
あ、これはまたいずれ。ってか、がっこーみたいになるですね(笑)。とにかく、曖昧な言葉なので、演奏者のイメージ次第なところがあります。でも、曖昧な言葉って、時に物すごく便利だったりするのですよね。
で、これでバシっと、ハネ具合が合うのが、「彼とは合うなあ」ということなんですね。それぞれのリズムの価値感があう、ということです。でも、プロの間では「あ、もうちょっとだけハネてもいいかも」とか、「フィルだけは思いっきりハネたりね。ビートルズみたいに」なんて話をしながら、すり合わせをしていくこともあります。
・・・長くなりましたが、そんな話し合いの結果、このようなアレンジになりました。
イントロ、アウトロがピアノ一本にしたので、僕任せ。結局、練習では言葉での打ち合わせで終わったので、ぶっつけ本番的な演奏なんですが(なにせ、今回は、色々あって、結果的にはリハーサル時間が短かったので・・・)、それでもいい感じになったように思います。中でも、かっちゃんのドラムアレンジが、とっても良かったんじゃないかなあ、って思っています。
まあ、落ち着いて映像と音として残されて、こうしてお家で皆さんに聴いていただくとなると、全体の雰囲気が大事な一過性のライブとは違って、個人的には恥ずかしいところもありますが、
でも、特にちょっと今回は、難しい時期でしたし、ライブに参加されなかった皆さんに、こうしてお聴きいただけることは、とても嬉しいです。H社長、ありがとうございます。
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今日も、色々ありましたね。
でも、今日のところは、この辺で。
友人に「毎日川村くんのブログ見てたら、なーんか、暗くなっちゃって(笑)。そろそろ見るのやめよっかな(笑)」なんて言われたりもして。いや、仲のいい友人なので、冗談なのは分かってますが・・・(ちゃんと毎日見てくれているからこその意見もいろいろ聞けたので)、でも、・・・それもアレだよなあ、って思って。いや、必ず反対意見はあるし、シリアスな話題も書きたいのですが、そればっかりも、やっぱりバランスが悪いのかなあ、とか、色々考えてしまって(まあ、このあたりは、最近はずっと葛藤しっぱなしなんですけどね)。ということで、たまには、重たいのは無しで。
とか言って、明日には戻ってたりしてね。
・・・でも、戻るなら、戻れるなら、
本当は、大盛りラーメンや餃子の話に戻りたいんですけどね。
悔しいなあ。
そうだ。
代わりに、一本、映画をご紹介しましょう。
「マイネーム・イズ・ハーン」
トミちゃんから、「こんな時だからこそ観て欲しい」とお勧めされて観たのですが、
本当にいい映画でした。
これは勿論、いつ観ても素晴らしい映画ですが、
本当に、僕からも、やはり今だからこそ、お勧めしたい一本でもあります。
是非とも。
ではー。