ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




青い空、暖かな空気。

2011年の4月も、もうすぐ半ば。

春です

 

先週のトミちゃんのライブから、2つのビデオが公開されました。

 

オープニングだった「見上げてごらん夜の星を」のアカペラ~「Piece」。

http://www.youtube.com/watch?v=o5LJXSK77jI&feature=player_embedded

そして、後半のオープニングとしての「Mada Mada」。

http://www.youtube.com/watch?v=xIsc405ux8M&feature=player_embedded

(追記:両方とも、14日、音質アップバージョンが再アップされましたので昨夜とはURLが変わっています。)

 

「見上げてごらん夜の星を」は、今回の震災での鎮魂の祈りを込め、トミちゃんが一人でアカペラで歌った坂本九さんの名曲。

僕も大好きな曲で、最初の曲出しの段階では、僕からも皆でやるカバー曲として提案もしたのですが、トミちゃんから「実は私、その曲、歌おうと思ってたんだ」とのことで、なら、アカペラが一番伝わるんじゃないかということで、こういう形になりました。

ビデオではカットされていますが、この曲の後に、会場皆で、黙祷をしました。

その沈黙の中で、僕がピアノでイントロを弾いて、「Piece」へ。

震災前のメニューでは、この「Piece」はコンサートのラストに、ピアノとトミちゃんの歌だけでやろうか、という話がありました。

でも、序々にバンドメンバーの楽器が加わっていくアレンジにすることで、バンドとしてのコンサートのオープニングの曲としては、ここがベストだろうということで、冒頭にもってくることになりました。

そして、アッパーな曲が続き、バラードコーナーへ。

 

そして、バラードコーナーの後の、後半のオープニングとしての、「Mada Mada」。

この曲は、今回初お披露目。元曲はドラムもベースも打ち込み(機械による演奏)で、かなり印象の違う3分もない短い曲でしたが、今回のライブでは、トミちゃんの「J.B.(ジェームズ・ブラウン)みたくしたい」というアイデアを受けて、「じゃあ、もっとファンクバンドみたいにしちゃおうよ」ということで、さらに、H社長の「この曲でメンバー紹介したらどう?」というアイデアもあって、こんな感じになりました。

手を挙げたら終わり、とか、顔を見合わせたら次に行く、とかいった感じの、いわゆる“セッション”みたいな感じですね。そんなこんなで、なんと13分もあります。

曲も面白いのですが、今回のバージョンではメンバーのソロ回しがハイライトになっていると思います。ソロの長さも内容もメンバー任せ。皆、アドリブです。スタジオでの練習では、誰もこんなことはしてませんでした(笑)。

僕も、とりあえずその場で考えよう・・・と、行き当たりばったりでやろうと考えていた(=要するに何も考えてなかった)のですが、皆のソロもかっこよかったし、「暴れてくれるんでしょうねえ!?」的な、トミちゃんの煽りもありましたし「そうかー何かしなきゃなー、、何やろうかなー」って考えながら、結局・・・行き当たりばったりでソロに入りました。

なので、お客さんに振るのも含めて、その場で思いついた、アドリブなんです。結果は、ご覧のとおりです。

マイクに思いっきり肘をぶつけてちょっと痛かったのですが、それもアドリブゆえ・・・、まだちょっとアザになってます(笑)。

映像見てると、ちょっと恥ずかしいですが、でも、楽しかった時間が思い起こされます。

音楽って、楽しいな。

これからもまた、この日の映像がアップされるかもです。お楽しみにー

 

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さて、連日、震災や原発のことを書いているので、どうもブログの様相が変わってきておりますが、これとて、やはり僕の興味があることで、しかも、内容としてプライオリティ(優先度)が高いと思うことなので、やはり今日もちょっとだけ書きます。

これは、テレビなどでは本当にほとんどやっていないことです

先月、厚労省が、放射能汚染食品のプルトニウム許容量を設定していたことが明らかになりました。

 

「放射能汚染された食品の取り扱いについて(3月17日 厚生労働省)」

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e.html

(この中の別紙「(PDF:133KB)」をご覧下さい)

 

調べれば紹介しているサイトは多いのですが(たとえばこちらこちらなど)、ご存知の方は少ないかもしれません。

国によって正式に、プルトニウムの摂取許容量が設定されたのは、世界でも初めてのことだとのことです。

Wikiのプルトニウムの項によれば、「ヨウ素や137セシウムよりも1Bq当たりの人への影響が大きいと想定されている」とのことです。勿論、その分、値も低くは設定されていますが、今回の問題はそこではありません。

ヨウ素とセシウムばかりが取りざたされていますが、この度、ストロンチウムも検出されましたし、すでに先月の段階で、原発の土壌からはプルトニウムも検出されています。

つまり、「出ているから、基準を作らざるをえなかった」ということです。

武田先生も、今朝のブログで書いておりますが「原発 緊急情報(53) 海と魚」(←これは、是非ご一読をお奨めします)、ストロンチウムもプルトニウムも、確実に海に漏れたのに、測っていないのです。なので、値が公表されていないのですよね。これが問題だと思うのです。

でも、将来的に、問題になるかもしれないので、基準を設けていたと考えられます。出てなければ、あるいは、今後も出るリスクがなければ、この文書は意味がないからです。でも、出ているなら、今、公表していなくてはおかしいですよね。被害が出てからでは遅いのです。プルトニウムは、比重が重いので遠くまでは飛散しませんが、万が一吸ったらアウトです。体外に放出されるパーセンテージも100ではありません。半減期も長いので、延々と体内被曝をすることになりかねません。リスク管理という意味では、この万が一を考えなくては意味がありません。まして、値を測ってない(か、公表してない)というのは論外です

 

 

このところ、「風評被害」という言葉がやたらと聞かれます。

でも、なんでもかんでも「風評被害」ではないと思います。

実際に、あれからあちこちで「実害被害」が出ているのは、ご存知のとおり。

これ、値が出ていない、あるいは、測っていないなどの事例を含め、「風評だから」で済ませるのはどうかと思います。これでは、いつか漏れが出てくると思います(現に、今日はサンチュが問題になりましたね)。

そもそも、野菜は栄養もあるのだし、身体によくて、本当に食べていいものなら食べたい。

大丈夫なら、学校の給食とかにだって、どんどん使えばいいと思います。

でもそれは、本当に食べていいものだったら、の話

できれば身体に入れないほうがいい、というものなら、これは個々のの判断に委ねられるべきだと思います。

子どもと大人も違うし、男性と女性でも違うでしょう。おばあちゃんが「福島の為にね」と買って帰っても、それを小さな子どもや妊婦さんが食べるのは、話を分けないといけないと思うんです。

 

だからこそ、国が徹底した検査をして、その値を、嘘偽り無く公表すべきだと思います。もう、それしかないと思います。

そうでないと、農家や漁業の方たちだって、救われませんし、いたたまれませんよね。

皆さん、安全で美味しい野菜を、新鮮で身体によい魚を、って思って、今までずっとやってこられたのですから。

 

人間は、理性よりも先に、感覚でものを捕らえます。

小田嶋 隆氏が日経ビジネスオンラインに寄稿した文章「この「風評」の半減期はどのくらい?」が興味深いです。

『買う側の論理(というよりも「感覚」だが)からすると、ハエがとまったケーキの商品価値はとりあえずゼロとして扱わざるを得ない。「科学的」に考えれば、ハエが接触した部分を素早く除去すれば、害は無いのかもしれない。

でも、一瞬でも、たとえほんの一部でも、ハエがとまったケーキは、商品価値を失う。商品価値というのは、そもそもそういう性質のものなのだ。』

『「風評」が「科学的でない」と、いくら吠えたところでどうにもならない。「評価」というのは、多かれ少なかれ、感覚的なものだからだ。その感覚の根本が放射線に汚染されてしまった以上、影響をくつがえすのは容易なことではない。』

 

毎日のニュースを見ておりますと、伝えられる農家、漁師の方々はあまりに気の毒すぎます。

 

これこそ国が、今すぐ全力を挙げて、信頼を取り戻してあげる(それが無理でも、とにかく、どうにかフォローしてあげる)しかないと思います。

同時に、検査機関としての国自身の信頼そのものも、もっとしっかり確立してもらわないと、消費者はいつまでも安心して、買い物ができないと思います。

 

今は、色々とあいまいな時期ですから、最後は個人の判断になっています。

でもね、本当にどうにか、乗り切っていきましょう。

それしかないのですから

 

ではー。



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