ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




いつもは、レッスンのとレッスンの合間は、レッスンカルテや次のレッスンの準備などを終えたら、

調べものをしたり、自分のテキストを取り出したりして練習(遊び?)をしたりして過ごすのですが、

今日は、あまりに天気が良くて、というか、暖かくて、外に散歩に出ることにしました。

 

今日の陽気だけとりますと、春でした。

皮のコートが、暑い。

ああ、また暖かい季節が来るんだなあ、こんなだったなあ、と。

といいますか、日に直に当たっていたら、焼けるかと思いましたよ。

もう夏かいな、という(ちょっと大げさではありますが(笑))。

 

まだ、東京もずっと日陰のところなどには雪がありましたが、

さすがに、今日は融けてしまったことでしょう。

この寒い冬に、こうして暖かいことがあるには文句もでなそうですが……、

でも、異常気象なんてことが叫ばれて久しいですね。

 

先日は、南極の氷が随分融けてる、なんて話がありました。

昔、子どものころに読んだ、科学読本には(前にも書いたかもしれませんけれども)、

「南極の氷が全部融けると、海面が60m上昇する」と書いてありました。

グリーンランドなども、かなり融けてるんですよね。

昨年は、グリーンランドの氷床(氷河などより大きな、巨大な氷の塊を指す)がほんの数日間ででほとんど融けちゃった、なんて“事件”もありました。

 

かたや、北極の氷が全部融けても、海面は一ミリも上がらない、というのが、なんだか面白かったですが(コップに浮かんだ氷が融けても、水は溢れないのと一緒)、

現在も年間三ミリの速度で、海面は上昇しているとのことです。

最新の予測結果では、この後、

2100年までの海面上昇は18cm~59cmと見積もられているそうですが、

グリーンランドの氷が全部融けると、7mは上昇すると言われていますが、上のような事件もあったように、

このペースできちんと進んでいくのかどうかもわからなそうですね。

 

このまま、60mも上昇された日には、大変なことになりますよね。

勿論、ある日突然ではないでしょうが、

日本でも、東京はじめ、他の多くの大都市も、そのほとんどが海に面していますから、……あらかた水没しちゃいますねえ。

 

まあ、そんな異常なことになっているということは、そもそも、普通に生活できているはずもないので、

その「60mの海面上昇」を見ることはないのかもしれませんが……(怖いなあ)。

 

たまに、こういったことを考えると、面白いですね。

60億年後とも言われていますが、太陽は燃え尽きるそうですし。

その前には、真っ白に大きく膨らんで、地球を飲み込むそうですね。

 

 

極端に遠い未来の話ですから、現実に心配や議論する話ではない、まったくの夢物語のようなものですが(「火の鳥」の世界ですな)、

でも、「この世界は永遠ではない」ということが、もうわかっているというのは、なんだかちょっと空恐ろしいような、ぞっとするような、寂しい感じがしたりもします。

 

でも、その分、全ての生き物が寄り添って(どうせ最後は一緒なのですから……)、

一生懸命、日々を生きていきましょう、という。

 

 

というようなことを、つい考えてしまうほど、今日は暖かでした。

 

アイスが美味しそう

融ける前に、キンキンのを食べようー。

 

……というようなことも、ついつい考えてしまいました(笑)。

 

ではー。



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