ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




一応、江戸時代に日本に伝わっては来たらしいけれども、食べ物としてではなく、観賞用として、ハボタンになった。

幕末~明治時代には、日本に住む外国人の食べ物として栽培されたが、日本人は食べなかった。

戦後になって、食の洋風化に伴い、ようやく日本人も食べるようになって、1980年代には大根と並ぶ生産量となった。

カリフラワーやブロッコリーの仲間である。

 

ほうほうほう。

 

古代よりイベリア人が利用していた原種がケルト人に伝わり、ヨーロッパ中に広まったとされるが、

当時は野菜より薬草として用いられ、古代ギリシャ・古代ローマでは胃腸の調子を整える健康食として食されていた。

ビタミンCやビタミンUを多く含む。

ビタミンUというのは、「S-メチルメチオニン」というもので、キャベツのしぼり汁より発見された……

ので、

これを、キャベジン、というのだそうです。

 

勿論、胃腸薬の原料はこれ。

胃潰瘍の防止作用があり、胃の粘膜を保護したりするのだそうです。

 

ほうほうほう。

 

食べ方色々。

・生食

繊切りにして豚カツなどの付け合わせにしたり、コールスローなどのサラダ類に調理して食べる。業務用で繊切りを使用する場合には、水に浸しておくと水分を吸収して膨張するため量が増え、かつ、みずみずしさを保つ利点があるが、ビタミンCなど水溶性の栄養素は減少する。生キャベツの繊維は消化が悪いため、食べ過ぎると腹痛を起こすおそれがある。

 

「水に浸しておくと水分を吸収して膨張するため量が増え」

 

そ、そうだったのかー

遠慮なく、どんどん、おかわりしよう。

あ、食べ過ぎはダメなのか(笑)。

・炒め物

野菜炒めやお好み焼きに欠かせない他、焼きそばや焼き肉では脂っこさを抑える働きがある。

 

お好み焼きで、キャベツがなかったらどうなるのか。

ホイコーローにキャベツがなかったらどうなるのか。

焼きそばなんて、カップ焼きそばでも、とにかく申し訳程度であっても、キャベツがついているというのに。

大切なんですなあ

 

・蒸す

蒸し煮による調理法も多い。登山では、キャベツの水分で豚肉を煮るキャベッジダウンという調理法がある。

このキャベッジダウン、というものに憧れたことがあります。何で読んだのでしたか・・・。

 

ようするに、生のキャベツの葉っぱの合間に、ベーコンとかを挟んで……挟んで……なんだったっけ。

 

・・・検索してみよう。

 

お、これだこれだ

 

そうか、漫画は「ダメおやじ」だったみたいです。

「ダメおやじ」好きでした。

ほのぼのした後記のではなく(あれも面白かったですが)、

やっぱり、初期のがね。

DVなんて言葉が当たり前になった今ではもう、……アングラ極まりない、極めてマニアックな部類の漫画になると思います。

間違っても、子どもが読むものでは……

いや、だから、読んでたんだって。凄い時代ですね(笑)。

 

あの、嵐の夜に、楽園に行けなかった話。

何十回読んでも、胸が締め付けられる話でした。

僕、……小学校低学年でしたが(笑)。

どうやら第一巻に収録されていた模様です。

もう一回、読んでみたいなあ。

 

あ、話がそれましたね。

 

キャベツにはこんな話もありました。

「フランスではキャベツをchou(シュウ)といい、愛情表現としてmon chou (monは英語のmyに相当)と男女が呼び合ったり、子供に対して言ったりする。」

「作曲家クロード・ドビュッシーは娘クロード=エンマ・ドビュッシーをシュウシュウChouchou(キャベツちゃん)と呼んで可愛がり、愛娘のために『子供の領分』や『おもちゃ箱』といった作品を生んだ。」

 

ドビュッシーの「子どもの領分第6曲《Golliwogg's Cake Walk》 」は、

冨田勲先生がデビューアルバム「月の光」でもシンセサイザーアレンジで演奏されております(こちら)。

そして、この曲に使われた「パピプペおやじ」と名付けられた、まるで人の声みたいに聴こえる音色(や、シンセに言葉をしゃべらせようとする試み)こそが、今をときめく、初音ミクの源流でもあると言われています。

 

いわば、冨田先生のパピプペおやじは、初音ミクにとっても、おやじだったのです。

決して、……ダメおやじではなかったのですっ

 

さあ、凄い話の流れになってきました(笑)。

 

では、移調の、じゃない、胃腸の健康の為に、

おいしく、キャベツで、キャベジンを沢山摂りましょう。

 

・・・きゃべ人だぞー

 

ではー。



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