ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日は、T京音大の試験の日。

新年度から受け持つ事になるかもしれない新入生さん達の面接ということで、

教授先生方に混じって、僕も面接官の一人として、参加させて頂いてまりました。

春間近の小春日和、また、新しい出会いの予感の午後でありました

 

さて、面接を終えると、今日は、その足で、某テレビ局に向かいました。

そうなんです、安全地帯さんのテレビ収録その1が、今日だったのです。

最初は面接には伺えないかもと思っていたのですが(先にテレビのお話が決まっていたので)、

運よく、時間が重ならずだったので、今日は重責のダブルヘッダー。

 

ちょっと伸びた面接終了と同時に、急いで電車に乗り込んで、いざ、頭の切り替えを図ります。

リハーサルの音源を聴いておりますと、あっというまに目的の駅に到着。

お腹が減っていたのですが、さすがに時間がギリギリだったので、

美味しそうな中華屋さんや、大好きなあのラーメン屋さん(笑)を横目に、少し小走りで局に入り、

楽屋に到着しますと、お稲荷さんがありました。

 

写真を撮る余裕もなく、一気に7つほど頬張って、おにぎりも一つ。

いやあ、助かりましたねえ(笑)。

これで、心置きなく、演奏に集中できるというものです

 

お腹が減っていては、できるものもできませんからね(笑)。

 

今回のSONGSでは、テレビならではの企画もあったりで、

僕と松田さんは一曲のみに参加。

しかし、なんともはや。

 

その一曲で、・・・何十曲分にも思えるような、

身体が震えるほどの感動を味わうことができました。

 

通常、テレビの音楽番組の収録は、

「音合わせ」→「カメリハ(カメラリハーサル)」→「本番」

と三回演奏するのですが、音合わせでも、カメリハでも、「なんだか、もう、今のが本番でもいい位ですよね。ばっちりでしたねえ。玉置さん、素晴らしいですねえ」と松田さんとお話していたのです。

玉置さんの、ものすごい集中力が、もう、ビシビシ伝わってきていたのです。

 

スタッフさんから「ではここで一度、カメリハの映像をプレイバックしますので、チェックして頂きましょうか」と提案があったのですが、

玉置さん、一呼吸おいて

「いや、そちらが良ければ、もう、このまま(休憩をせずに)本番に行きませんか。」

 

スタッフさんも、「わかりました!では、このまま本番に入ります!」と、緊張感がまた高まります。

チェックは、カメラマンさん、照明さんたちスタッフさんにとっても、チェック。

しかし、玉置さんのひと声で、スタッフさんもそれを飛ばしての、真剣勝負になるわけです。

 

位置に着いた玉置さんが、後ろにいる僕たちを振り返り、親指を立てて「よろしくね」の合図。

そして、僕たちも。

 

そして、「音まで、5秒前、4、3、2・・・」すっと照明が落ちて、本番スタート。

 

演奏が終わり、思わず僕たちも拍手。

スタッフさんも玉置さんに駆け寄り、「今の、もう、素晴らしかったです!」

そりゃそうです。スタジオにいた誰もが納得。

 

だって、そこまでだって、100点なんて軽くこえていたのに、

そこからまた、本番で、何倍も、何倍も、素晴らしい歌を、聴かせてくれたのですよ。

 

いったい、どれだけの“伸びしろ”をもっている方なのでしょう。

玉置さんの歌い手、表現者としてのポテンシャルの高さ、潜在能力には、ただただ、本当に、驚愕するばかりです。

底なしですよ、本当に。

 

今度こそ、プレイバック。今撮った映像を、見ます。歌を聴きます。

 

・・・

 

僕は、こらえきれずに、途中で泣いてしまいました。

 

プレイバックが終わり、玉置さんと目が合いましたら、

僕の涙に気が付いて「あはは、泣くよね、これは。俺も歌いながら、涙こらえる必死だったもん」って。

 

3月2日、NHK SONGS。

どうか、お見逃し無くです。

 

明日は、安全地帯さんのテレビ収録その2、BSプレミアム ショータイムの収録です。

明日はお客さんを交えての、ライブ形式の収録ですからね、

萌え萌え……じゃない(笑)、

燃え燃えでいきますよー

 

武田鉄也さんにお会いできるのも、めっちゃくちゃ楽しみです。

なんたって、あの、“金八先生”ですからねえ・・・

 

ではー。



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