今日は、朝からがっこーの体験入学がありまして、
キーボーディスト志望ではあるのですが、マルチに色々な楽器もやってみたい、という学生さんが来ましてね。
なので、ベースの先生にも来てもらって、ちょっと教えてもらったりして、その間、僕はドラムを叩いてみたり。
なんて書くと、「やるのか」と思われてしまうかもしれませんが、
ぜーんぜん、上手じゃないんですよー。
初めてスティックというものを見た高校生の時以来の、永遠の初心者であります(笑)。
でも、ドンガドンガ、ドンドコドンドコやるのって、楽しいものですね。
ピアノも打楽器の側面があって、要するに、「叩けば音が鳴る」ということでは、ドラムと共通。
その瞬間に「ここだ!」と思ったところめがけて、頭突きを、じゃない(笑)、スティックを振り下ろせば、音がなってくれるのです。
また、この「まったく勉強していない楽器」という自由さね。
自分の中で、「出来なくて当然~、出来るわけないさ~」、と開き直っているものですから、
ちょっとでもうまくいくと、
もう、
・・・楽しいのね(笑)。
うまくいくって言ったって、要するに、目がけたマト(ドラム)をちゃんと叩けたかどうか、くらい。
で、その学生くんは、ギターもやるというので、しばし、僕がピアノやキーボードで、彼がギター、ベースの先生にも入って貰って、セッションしたり。
そのうち、また学生さんがピアノに戻って、今度は、僕がギターを。
ですから、・・・弾けないの、ギターも(笑)。
でもほら、一度は「なりたかった」ものですからね、ギタリストというのは。
持っていると、ワクワクする。
弾けなくても、なんか、嬉しいのです。
それでもね、CとかGとか、EmとかAmとかくらいは、どうにか押さえられるんですよ。
昔、中学生の時、ちょっとだけ(=Fが押さえられなくて、すぐに挫折するまでの短期間)、練習したことがあるので(←自信はないっ)。
これまた、とーっても、楽しいのねー。
よし、ギター、ちゃんと練習してみようかな。
・・・と、これね。
・・・数年に一度、必ず思うのです(笑)。
そして、今日はベースもやりました。
ぶぶんぶーん。
これまた、やけに楽しいのね。
どの楽器も、その楽器ならではの音があります。
特に、ドラムやベースなんかは、今の時代は、最新式のデジタルのシンセサイザーやコンピューターの中の音色を、キーボードを使って鳴らして録音してしまうことも良くあるんです。
正直、CDを聴いているだけですと、もう、区別がつかないこともあります。
これは、ドラムのプロでも、「そのドラムが生(本物)なのか、コンピューターで打ち込みで作ったものなのか」、一瞬聴いただけだとわからないこともあるくらい、進化しているんです。
でもね、やっぱり、ギターなんかは、すぐわかっちゃいますし(細かいニュアンスが出やすい楽器なのです)、
ピアノなんかも、勿論、聴き比べたら、全然違うのです。
実際は、ドラムやベースだって、生だと、リズムが微妙に揺れてたり(これをグルーヴ、というのですが)、強弱が付いたりしてるので(こっちは、ダイナミクス、とかって)、やっぱり良く聴けば、分かるんですよね。
そして、コンピューターの打ち込みでは絶対にできないのが、
歌、ね。
こればっかりは、おそらく、あと何十年経っても、どんなにコンピューターが進化しても、無理だと思うんですよ。
楽器もね、出来たら、全部、生がいいです。
生の音の揺らぎや、弾く人のその時々の気持ちが入った、まさに“生”きている音が、いいです。
ギター、ベース、ドラム、他にも、管楽器もやってみたいですし、パーカッションとかも面白そう。
全部、やってみたいですねえ。
学校にでも通おうかな(笑)。
でも、ピアノが一番、やってみたいです。
もっともっと、ね。
ではー。