間に合いましたー。
「SONGS」間もなくですね!
さーて!
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観ました。
・・・三塚さん、北海道の小さなピアニスト、Kくんのお母さんである、僕の高校時代の友人Mちゃんはじめ、
皆さんから
「泣けました」
とメールをもらったのですが、
それを読んでいる僕が、泣いておりました。
玉置さんの声、歌、世界は、
どうしても、こんなにも、あんなにも、涙腺を揺らすのでしょう。
沢山の歌手の方がいて、
歌の上手な方も沢山いて、
でも、
こんなに、泣ける歌を歌われる方、
こんな声を、
こんな音を、響きを、
一人の人間の体一つを使って出す方、
・・・出せる方は、
他に、
いったい、いかほどいるのでしょう。
こんなこと、比べたって仕方がないことですが、もはや、不思議でならないのです。
歌詞が切ないものでなくても、
前向きな「愛を鳴らせ!」という歌詞であっても、
……とにかく泣けるんですから。
ちょっとどうかしてますよ(笑)。
普段は、心のずっと奥にしまってあるスイッチを、
あの声で、直接、手を突っ込まれていじられているような、
そんな感覚になるのです。
いや、これまでライブやテレビやラジオやCDで、沢山の音楽を、歌を聴いてきましたが、
こんなに何度も何度も、一人の人の歌で、泣いたことがあったっけ。
しかも、
こんなにも沢山の曲で。
あまりに沢山の素晴らしい、玉置さんの歌たち。
正直、これらのうち一曲でも、自分が書いたのだとしたら、「これは、俺の生涯一の名曲だ」と、
本当に、一生それを自慢にして生きれるくらいの曲ばかりですからね(笑)。
いったい、玉置さんの頭の中は、
そこに流れている音の世界は、本当に、どうなっているのでしょう。
前に、僕の大好きなピアニスト、キース・ジャレットのことを、
「キースのピアノは、今、モーツアルトやバッハが生きていてて、その演奏を生で聴けているようなもの」
と表現したことがありました。
これはこのまま、玉置さん、そして安全地帯のメンバーさんの作り出す音にも、当てはまると思います。
今の日本からは、本当に
“心から元気が出て、勇気が湧きあがるような音楽”や“ずしんと心に響く音楽”、“一人聴いて、しんみりと涙を流させてくれる音楽”
が、ずいぶん聴こえなくなってしまいました。
玉置さんの歌は、音楽は、日本の誇る、宝物です。
もう、突き抜けています。
ちょっと、勢いで言ってしまいますが、
国は、……何で玉置さんを人間国宝にしないのでしょうか。
まあ……国が、国の財産として保護(って言葉も変ですが)しようとしても、
玉置さんは、きっと、そんなところには収まらないと思いますけれどもね(笑)。
番組の作文のエピソードになぞらえれば、
「人間国宝ってのは難しいものだなあ、と思いました(笑)。」
みたいな(笑)。
今夜は、玉置さんにあやかって、サバカレーを頂きましょう。
ではー。