ツアー中、リハの後も、再調律が入るギリギリまでと、
リハが始まる前も、僕は大抵ピアノを弾いていました。
ピアノ、各会場備え付け、あるいはレンタルをして頂いたものを使用したこともあり、
色々なタッチ、色々な音色のピアノに出会えました。
また、二日間公演の時でも、先日書きましたように、感想の度合いがどんどん変わり、全然コンディションが違いました。
そんなわけで、できるだけその日に長い時間触って、
タッチを、少しでも身体に入れておきたかったのです。
「・・・このくらいで弾くと、そうか、こういう音になるのか。じゃあ、このくらいなら・・・。なるほど」
声に出して言うわけではありませんが(笑)、
こんなことを、各音域、というか、各鍵盤それぞれに対して、確認していく時間が必要でした。
これは、仙台でのこと。
「おはようございます」とリハに現れたTAKUROさんが、
「ケンさん、いつものカメラは?あります?」
「え?あ、ここに、ありますよ」
「貸して下さい。僕が撮りましょう(笑)」
この写真は、そういって、僕のカメラで、TAKROさんが撮って下さったものなのです。
これまでそんなことは一度も無かったのに、なんでこの日に限って、突然、と思ったのですが、
・・・僕が前々から
「仙台ではS6という、すごくいいピアノなんですよ。僕も初めて弾くんですけどね、めちゃめちゃ楽しみなんですよ」
って言っていたのを覚えていてくれたのかもしれませんね。
そういう人なのですよ、TAKUROさんという人は。
自分の写真ってあまりないこともありますし、なんといっても、こういう写真ですので、記念に載せさせて頂きますね。
今日は、S足学園音大で、今月行われます、学生の卒業ライブパーティ用ののリハーサルに参加してまいりました。
一曲だけですが、学生に混じって、ピアノを弾くのです。なんだか、久しぶりで新鮮でございました。
明日は、3月12日の椎名へきるちゃんのマンスリーライブのリハーサルです。
実は、昨日のツアーファイナル、へきるちゃんも見に来てくれたのでした。
さあ、明日もしっかり食べてがんばりましょうー。
今夜も食べるぜー。
ではー。