ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




先日のTAKUROさんツアーでもご一緒させて頂きました、

ドラマーのToshi Nagaiさんこと、永井利光さんの自叙伝「夢の途中に」が、3月23日に発売されました

 

ツアー中、楽屋でも、移動のクルマの中でも、ずっと原稿チェックをされていたToshiさん。

TAKUROさんには「全然喋ってくらないからつまんねー(笑)」と、ライブMCのネタにされておりましたが、

でも、・・・本を作るって大変なのですよね。

なんとなく(・・・かなりはっきりと)、分かるような気がいたします(笑)。

 

この本には、特典CDが付いておりまして、なんとそれが、

先日のTAKUROさんの「Journer Without A Map 2017」ツアーのオープニング曲のライブ演奏なのです。

この曲は、リハの時にToshiさんが持って来たアイデアを、僕と、岩永真奈ちゃん、前田サラちゃんとの4人で、アレンジして作ったものです。

まあ、アレンジといっても、テーマ部分は全てToshiさんが譜面にして書いてきてくれたものを、僕たちはそのまま演奏しています。

少しだけアイデアを出したところと言えば・・・、

テーマ後のソロのコード進行のところ、「途中から転調させましょうー」、といったことと、

もともとのアイデアでは無かった「ドラムソロとベースそろも入れましょうよー」といったことくらいでしょうか。

 

そして、TAKUROさんはこの曲はまだステージ袖で聴いていてくれて、僕たち4人が少しステージを温めて、

そして、満を持してTAKUROさん登場ー!という構成になっていたのでした。

 

今だから申しますが、テーマのフレーズが、これ、何気に弾くの難しいのですよ(笑)。

さらに、ちょっと変拍子に聴こえるようなタイミングでキメがはいったりするので、実際、上手くなってきたのは、ツアー後半でしたねえ。すみません(笑)。

テンポがアップするところや、そこから、いきなりテンポダウンして三連に変化するところなども、なかなか手強かったですねえ。

でも、Toshiさんは、「バッチリバッチリ!」っていつも言ってくれて、でも夜、部屋でプレイバックを聞くと、思ったように弾けてなくて、

いつもちょっと申し訳ない気持ちで演奏していたのでございました。

 

ですが、このCDに収録されたツアー最終日の、曲名もずばり「夢の途中に」(この曲名、ひいては本のタイトルはTAKUROさんが付けられたのだと思います)は、

このツアーの中でも、とてもいい感じの演奏だったと思います

 

Toshiさんのドラマーとしての、さすがとしか言いようがない、素晴らしくストイックなスタンスが伝わる本の内容と共に、CDもお楽しみ頂けたらと思います。

 

またいつか、この曲を演奏する機会がございましたら、またドキドキしながらも(笑)、頑張りますよー

 

ではー。



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