く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<天王寺動物園> 人気沸騰! 愛らしいホッキョクグマの赤ちゃん

2015年04月13日 | メモ

【16年ぶりに誕生、29日に来園者の投票で名前を決定】

 大阪市の天王寺動物園でホッキョクグマの赤ちゃん(メス)が来園者の人気をさらっている。生まれたのは昨年11月25日で、3月10日から一般公開。真っ白な縫いぐるみのような愛らしい表情で走り回ったり、母親にじゃれついたり。まもなく生後5カ月だが、まだ水を張ったプールは少し怖い様子。母親がプール内で楽しそうにボール遊びを見せたりして水の中に誘い込んでいた。

 父親はゴーゴ、母親は繁殖のため静岡県の浜松市動物園からやって来たバフィン。ゴーゴ10歳、バフィン23歳の姉さん女房だ。天王寺動物園にとってホッキョクグマの赤ちゃんの誕生は16年ぶり。今年開園100周年を迎えた同動物園にとってはまたとない明るい話題となった。

  

 赤ちゃんにはまだ名前がない。そこで飼育員たちが5つの名前を候補として上げ、11~26日の来園者の投票で決めることに。候補は「ユイ(結)」「ハンナ(阪名)」「モモ(百々)」「マフィン」「ねね」。ユイは浜松市と天王寺の両動物園のより強い絆を願って、ハンナは大阪の「阪」と浜名湖の「名」から、モモは動物園の開園100周年を記念して。マフィンは母親バフィンの名前から、ねねは豊臣秀吉の正室に因む。名前の発表は29日にホッキョクグマ舎の前で行われる。

 

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<ワサビ(山葵)> ダイコンの花に似た白くて小さな十字花

2015年04月12日 | 花の四季

【世界に誇る日本原産の香辛料、学名「ワサビア・ジャポニカ」】

 ワサビは日本原産で、世界共通の学名も「Wasabia japonica(ワサビア・ジャポニカ)」と命名されている。寿司や刺し身など和食文化の国際的な広がりの中で、ワサビは日本が世界に誇る香辛料に。最近では台湾や中国、タイ、ニュージーランド、北朝鮮など海外での栽培も盛んになってきた。日本産ワサビは西洋ワサビ(ホースラディッシュ)と区別するため「本ワサビ」とも呼ばれる。

   

 冷涼な気候と清流を好む。花期は3~4月ごろ。花茎の先に同じアブラナ科のダイコンに似た白い十字形の小花を付ける。ワサビは古く奈良時代の文献にも見え、平安時代初期に編纂された日本最古の薬物事典『本草和名』にも登場する。それによると、丸くて大きい葉姿がアオイ(葵)に似ることから漢名で「山葵」と表記されるとし、和名には「和佐比」を当てている。

 ワサビが刺し身に添えられるようになったのは室町時代の中頃。江戸時代に入ると、寿司やそばの一般大衆化によって広く利用されるようになった。ワサビの栽培も江戸時代の前期に駿河(静岡県)の安倍川上流域で始まった。今もこの静岡をはじめ長野、山梨、島根などが国内の主要産地となっている。

 ツーンと鼻に抜ける辛味の主成分はアリルカラシ油と呼ばれるもの。強力な抗菌力で知られるが、近年の研究でこの成分に細胞や組織を傷つける酸化ストレスへの抵抗力を高める働きがあることが判明、老化防止や病気予防効果も注目を集めている。ワサビの花は静岡県伊豆市や長野県安曇野市の「市の花」。安曇野の人気スポット「大王わさび農場」では4月12日まで「わさびの花の収穫祭」が開かれ多くの観光客でにぎわった。「透き水のさざめき通る山葵沢」(桂信子)。

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